マガジンのカバー画像

劇評家の仕事

17
二五歳の頃から、ずいぶん長い間、途切れることなく劇評を書いてきました。なぜ、こんな仕事を選んだのか、日々どんなことを考えて劇場に行くのか、原稿を書くにあたってどんな資料にあたった…
不定期ではありますが、四季折々に考えたこと、書くことの楽しみ、そして苦しみについても書いていきます…
¥1,480
運営しているクリエイター

#劇評

【劇評家の仕事7】文体模倣までしました。渡辺保と扇田昭彦が私に与えた影響

 劇評を書き始めた頃、十代後半から二十代は、先行する劇評家の文章をよく読んでいました。 …

300
長谷部浩
2か月前
4

【劇評家の仕事3】劇評は、客観的な審判ではなく、きわめて個人的な営みです。

 劇評は、舞台の分析、位置づけのためにあります。  舞台がおもしろかったか、観るに値する…

300
長谷部浩
3か月前
6

【劇評家の仕事2】長谷部の批評は、歴史性がないエッセイである。

 今はもうない雑誌「新劇」に劇評を書き始めました。私は二十五歳でした。また、お話する機会…

300
長谷部浩
3か月前
6