マガジンのカバー画像

ロンドン演劇雑感2024春

11
久し振りに英国を訪ねました。チケットシステムも劇場回りのテクノロジーも激変しています。映像のこと、幕間のアルコールのこと。日本の演劇界も、どこにいくのか。。深く考える機会になりま…
このマガジンを購読すると、ロンドンの旅をしたくなることうけあいです。
¥680
運営しているクリエイター

2024年3月の記事一覧

ロンドン観劇雑感、その5。ロンドンでは、マチネとソワレのスケジュールが守られてい…

 マチネとソワレ、どちらで観るのが好きですか。  私は圧倒的にソワレです。歌舞伎をのぞけ…

300
長谷部浩
2か月前
3

ロンドンで『キャバレー』と再会した。

 友人にすすめられて、プレイハウスシアターに出かけた。「今さら『キャバレー』ですか」とも…

300
長谷部浩
3か月前
3

【劇評330】ロンドンを恐怖につきおとすヤエル・ファーバー演出の『リア王』を観た。

 誰も愛さないリア王が、舞台に叩きつけられる。  シェイクスピアの残酷なまでに孤独な悲劇…

300
長谷部浩
3か月前
4

このつぶやきはマガジンを購入した人だけが読めます。

長谷部浩
3か月前
3

ロンドン観劇雑感、その1。マイクを使った演出に、あなたは抵抗がありますか?

 ロンドンでは四本の芝居を観た。そのうち二本『キャバレー』と『オープニング・ナイト』はミ…

300
長谷部浩
3か月前
3

ロンドン観劇雑感、その2。あなたは、幕間にアルコールを飲みますか?

 ロンドンの観劇でもっとも印象的だったのは、飲酒をともなう社交として、劇場が生きているこ…

300
長谷部浩
3か月前
3

ロンドン観劇雑感、その3。あなたは、3万4千円払って、ミュージカルを観たいと思いますか?

 二週間の滞在で、観た芝居が芝居四本というのは、もちろん少ないと思う。けれども、ロンドンもニューヨークもチケット代が高騰しており、とても毎日劇場に行けるような値段ではなかった。  ちなみに、ミュージカル『Cabaret』の4月1日の値段を観てみると、60、84、120、144、180ポンドの五種類がある。現在の為替レートは、1ポンド190円強だから、もっともよい席で観ると、3万4千2百円。もっとも安い60ポンドの席でも、11400円。  この価格を高いと思うか、妥当だと思

有料
300

ロンドン観劇雑感、その4。あなたはスマホに入っている電子チケットで、お芝居をみた…

 すべてがスマートフォンに格納されている。  ロンドンで観た四本のチケットは、日本にいる…

300
長谷部浩
2か月前
2