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伏見稲荷大社での出来事

伏見稲荷大社といえば、ネット上でも様々な体験談がアップされていますよね。
千本鳥居を潜って稲荷山に進むと、沢山の神蹟があり、そして、そこには参拝者が奉納した、夥しい数のお塚が存在します。

今回の話は、このお塚のことです。
お塚は、神蹟のところにある売店で鳥居(三千円~)を買い求め、それに名前(◯△大神など)をつけて神蹟に奉納することで、簡単に作れます。
いわば、myお稲荷さんを作って祀るわけです。
とてつもなく雑な説明ですが。

参拝者の皆さんは、結構気軽に絵馬を奉納するような感覚で鳥居を買い求めて奉納していらしたのですが......
私は、お塚が気にはなるけれど、いつもお世話になっているお稲荷さんがあるので、鳥居を買い求めかどうか迷っていました。

そんな私に、伏見のお稲荷さんは、御膳谷奉拝所でヒントをくれました。

鳥居ではなく、大きな狐の石像のお塚と一緒に家族写真を撮ってくれ、と、頼まれたのです。
頼んできた男性は、その狐の石像について、「これ、うちの守り神」と、誇らしげに教えてくれました。
その男性のお父様かお祖父様以来、お塚を作って大切に祀っていたそうです。
それをきいて、お塚は、無闇に作るものじゃないな、と思いました。

myお稲荷さん...つまり、神様か眷属をそこに呼ぶわけなので、絵馬と違って、行けるときにきちんと行かねばならない......
とすると、私は遠方の人間なので、そうそう気軽には行けないから、お塚はやめといた方がいいのか...
と、判断しました。

この辺りは、個人の考えによるので、お塚をどうするかは自由です。

ただ、この出来事を通して、私はすでに地元の神社にいるお稲荷さんに色々とお助けいただいていたので、この地元のお稲荷さんがここでいうところのお塚に相当するのだろうか、と感じました。

そんなわけなので、疑問に思ったらちょっと待ってみると方が良いかと思います。

......それにしても、友人知人に複数、伏見稲荷大社には危ない体験があったから行けない、行こうとしても行けなくなるとか、心霊がらみの話が多いのはなんでだろうか......
私自身は、『午前中から行っていたなら』稲荷山に足を踏み入れることができたし、お稲荷さんにお塚の勉強もさせてもらえたので、全然平気なのだけれど。

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