見出し画像

私の世界をちょっとだけ広げてくれた5つのマンガ

マンガは私たちにたくさんのことを教えてくれます
仕事の極意、生活の知恵、人生の哲学…etc.

その中でも特に良いなと思うのが、名前すら知らなかった世界でも興味をもたせてくれること

『弱虫ペダル』を読んでロードバイクを買ったり、『ヒカルの碁』を読んで囲碁教室に通ったりする方が一時期話題になっており、そのパワーは凄まじいと感じます。

私は例であげたブームよりハマり方は軽めですが、この作品を読んでいなければ一生触れなかったであろう世界がたくさんあり、それを知ることは非常に楽しいです。

そんな私の世界をちょっとだけ広げてくれた作品を5つ紹介します!

『四月は君の嘘』~クラシック~

ピアノを辞めた天才ピアニストの少年・有馬公生が、破天荒なバイオリニスト・宮園かをりと出会い、変わっていく物語

母親の死を乗り越えられず立ち止まっていた有馬が、宮園に振り回されながらも、抱えてきた悲しみ、そして自分の音楽と向き合い再生していく姿に心を打たれます。


また、甘酸っぱい青春、心に響く言葉の数々など素晴らしい要素がたくさんある作品ですが、その中でも特に印象的なのが、若き音楽家たちが自らの想いを誰かに届けようと演奏するシーン。


私は普段クラシックは聴かないのですが、彼らが演奏していた曲はどんな音がするのか気になり一通り聴いてみたりもしました。(「きらきら星変奏曲」は童謡とギャップがあってツボです。)

『Change!』~ラップ~

教科書に載るような和歌の名家である去年家(こぞのけ)のお嬢様・栞がMCバトルに挑む物語

おっとりしていて気が弱そうな栞が、いざMCバトルが始まると切れ味抜群のパンチラインを繰り出す、そのギャップがたまりません!


また、鍛練と研究を重ね、コンマ数秒という短い時間の中で決め台詞を応酬するラッパーたちの言葉には熱さと美しさがあり、読んでいて何度もしびれました。


そんな彼らの戦いを見た私はそのままAbemaTVに会員登録し、「フリースタイルダンジョン」を見まくりました…!(2代目モンスター・裂固さんのバトルが特に好きです。)

『もやしもん』~菌~

肉眼で菌が見える特殊能力を持つ沢木が、農業大学で樹ゼミの個性的すぎる仲間たちと共に菌と農について学ぶ物語

コミカルなやり取りや、デフォルメされたかわいい菌のコラムの中で菌の歴史・知識や農に関する問題が分かりやすく解説されており、何も知らない状態でもその世界に入りやすいと感じます。

また、自由気ままに大学生活を謳歌する登場人物達ですが、将来の進路や家庭環境、幼い頃からのコンプレックスなど様々な悩みを抱えています。
そんな彼らが物語の中でどんな答えを出すのか、気になるところです。

菌を活用したお酒や食べ物はどれもとてもおいしそうで、いつか実際に飲んだり食べたりしてみたいと思っています。(特にピルスナー・ウルケルが飲みたい…!)

『3月のライオン』~将棋~

若干15歳で将棋のプロになった桐山零が、様々な人との出会いを通じ孤独を癒す物語

複雑な家庭環境で育ち、級友たちとも馴染めずいつも独りだった桐山零が、月本家の三姉妹や担任の先生、将棋のライバルたちと過ごす中で失った温かさを取り戻していく姿に心を打たれます。


また、厳しいプロの世界で、「負けたくない」という呪いのような想いを抱えながら戦う棋士たちの姿も描かれており、そのあり方にただただ圧倒されます。


将棋の試合のシーンも熱く、読んだ後は実際に対戦したくなり、将棋アプリ「将棋ウォーズ」をダウンロードして遊んだりもしました!(戦法をきめるとエフェクトが出る仕様がツボです。)

『とめはねっ! 鈴里高校書道部』~書道~

カナダからの帰国子女の少年・大江縁(おおえ ゆかり)と、全国レベルの柔道選手である少女・望月結希(もちづき ゆき)が、ひょんなことから高校の部活動で書道をすることになる物語

初めは無理やり書道をやらされていましたが、次第にその魅力に夢中になりどんどん成長していく2人の姿は見ていてワクワクします。

そして、繊細で気弱な縁が、自分とは正反対の結希へ抱く恋心がどうなるのかも気になるところ。

また、『とめはねっ』では書道の技法や作品の見方に関する解説もされており、小学生以来筆を握っていない私でもその良さが少しだけ分かるようになりました!(気のせいかも…。)
特に縁が物語の終盤で描いた作品は本当に感動します。

マンガを読んで未知の世界を覗いてみよう!

マンガは未知の世界を知る助けになります
正直それを知っていても人生を送る上で何の役にも立たないかもしれませんが、未知の世界に触れることでしか味わえない楽しさってあると思うんです。
そんな楽しさをぜひみなさんも味わってみてください!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?