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移植5回目:二段階移植

二段階移植を終えて

初期胚移植から2日後、胚盤胞の二段階移植が終わった。
やることは通常の移植と変わらない。

移植日は夫さんも付いてきてくれて、培養師さんの話を一緒に聞けた。
胚盤胞は4ABで凍結されていたけど、4ABのままだった。
前回も前々回も、少しながらグレードが上がっていたから、
そのままの状態ってことに少し不安を感じたけど、
不安に思っていても結果はもう変わらない。
この卵ちゃんを信じるしかない。
培養師さんも「綺麗な卵ちゃんですね」って言ってくれてたし、
子宮に戻してもらったら、穏やかに過ごそう。そう思った。

前回は経膣エコーだったけど、今回は経腹エコーで、違いは何だろうと
素朴な疑問だったけど、私の肥満体型のせいかもしれない(汗

毎回、胚移植後に「おかえり」って気持ちにはなるけど、
体調に変化があるわけでもないし、
顕微鏡でしか見えないサイズだから、触ってもわかるはずない。
よく、知り合いに不妊治療の事を話すと
「私は赤ちゃんを抱っこしたり子育てするイメージを持っていたら授かったよ」
とアドバイスをもらうことがある。
不妊治療が長くなればなるほど、そんなイメージが遠い遠い。
意識しないと移植したことすら忘れてしまうぐらいだから、
私にできることは、穏やかに過ごすこと。
祝日や職場の理解があって、運よく仕事を1週間休めたから
着床するまでは家でゆっくり過ごせることが嬉しい。

ここ最近、仕事と両立した方がいいのか、
妊活に専念した方がいいのか、どうしていいか分からないけど、
10年以上働いている職場を変えることで、仕事で背負っている荷物を
ごっそり下ろしてしまおうと決めた。
決めたら気持ちも楽になった。

今は、次の治療を考えるより今戻ってくれた卵を思って
スローガンは「心穏やかに」。

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