遺伝の歴史
遺伝子組み換え
「強い者が生き延びたのではない。変化に適応した者が生き延びたのだ」
本日、これはダーウィンの言葉ではないと知って愕然としました。
それでは、誰の言葉なのか?
いとこの、フランシス・ゴードンが
不完全な統計学から人間の才能は遺伝によって受け継がれると結論付け、優生学を説きました。
そして、断種を多くの国において採用し始めたのは、1864年のことです。
断種とはつまり、病気を持つ、能力的に劣っていると判断された人たちは遺伝子に問題があるため、
より優勢な遺伝子=優勢な人間を残すために劣性は排除しようという政策だと思っています。
しかも、しばらくするとイギリスで精神病法案が成立し、後にアメリカ、ナチスにも広がるこの断種騒動。
人種差別や研究所まで設立して、とにかく優勢人種を残そうとする歴史がありました。
この思想はどうしようもないかもしれないけど、
ある特徴が長けているだけの個性であり、優劣ではないと。
優劣とは、順位をつけるのではなく、表れやすいか、表れにくいか。
単にそれだけだと思います。
足が速いからすごい!ではなく、足が遅くても絵を描く能力に長けているとか、
普段うまくしゃべれないけど、プログラミングでは卓越した能力を持っているとか
その人の個性により、たくさんの人を喜ばせる、幸せにできる、楽しくできる。
これはみんなが持っているんだと、そう信じています。
朝の連ドラのように、とある能力が突出しているのが分かりやすい例で、
特に学生の時は右倣え社会により個性に光のスポットを当てないようにできていますが、
私には、この個性という原石が光輝き、世の中を照らせるのって、本当にすごいことだと思うのです。
日本はおとなしく、いいところの面もめっちゃいっぱいあります。
でも、そこで苦しみを味わっている人がいるなら、ぜひ聞かせてほしいです。
もっともっと、あなたが輝く道はたくさんある!
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