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初期胚移植当日

3回目の移植にして、初めての初期胚移植。
そして今回は二つの初期胚を移植することに。

いつも通り朝11時に病院へ電話し、
融解胚の確認をするのだが、
いつもほとんど問題はないので、
何も構えていなかったら、

「2つ融解したが、その内の1つが
8細胞のうち5個の細胞が壊れてしまい、
残り3細胞だけですが、それでもしますか?

と。

おいおいおいおいおいおいおいおいおい。
ダブルじゃないなら初期胚を戻す意味よ。
胚盤胞の方が絶対いいじゃないかよ。
と落胆を隠せない私に、

ただし1/3細胞が残っている場合は、
妊娠の可能性はゼロではない
ので、
移植することに病院側ではNGではない」

と補足される。

1%の可能性でも増えるなら、
ここでじゃあ1つはいいです。
ってなる人いないだろうと内心呟きながら、
とりあえず2つ戻してください。と
意思を伝えた。

あと残る不安は、1回目の胚盤胞も土曜日だった事。
その時の激痛が今でも忘れられないぐらい最悪だった。
おしっこが足りず、尿道にカテーテル刺されたのも
必要以上に膀胱におしっこを充満させられた
(今思うと絶対そう)
のも重なって、トラウマレベルで怖い土曜日。

そんな日なのに、
朝から家の内見が急遽入るため、
早起きして、死に物狂いで家を掃除する。
(来年3月の引っ越しに備え、
今の住居を中古販売に出しているため)

そんな不安を抱いて、12時20分にいざ病院へ。
今回はセミナーなどでもお世話になった
おそらく副部長クラスのベテランA医師だと告げられる。

あ。そか。
もう3回目だから、
とうとう大ボス登場ってわけね。
今回は是が非でも着床してほしい気持ちは
病院側もきっと一緒なのね、よかったぜ!


これはこれは一安心。
激アツシチュエーションですな。

そして着替えたりと、採血されたりと、
13時にいざ処置室へ。


もう3回目になると、
全く緊張しないと言ったら嘘になるが、
モニターを見たり、医師のシフトを確かめたり、
深呼吸をして、足ピーンではなく
リラックスしてみたりと余裕があった。

膀胱を充満して来ているので、
尿道カテーテルの苦痛がないというだけでも
心理的にはストレスが半減。

そしてやはりベテランといったところか、
ものの5分ぐらいで処置は終わり、
今回は全くもって痛くもなく、
なんの違和感もなかった。

1回目のあの痛みは一体なんだったのか。。。


とにかく結果オーライという事にして、
今回はもう全ジンクスやってやろうと思っていたので、
探して、病院の後すぐワタリガニのパスタを食べに。

それはそれはとても美味な食べ物であった…


この日の銀座は街頭演説がカオスな感じで乱立していたし、
ありえないぐらい灼熱の中、一生懸命人をかき分けて
辿り着いた老舗へ。

人生で初めて食べる「渡り蟹のパスタ」に
ジンクス云々ではなく、あまりの美味しさに普通に感動(拍手)


そして灼熱の中、鍼へ。
なぜかその後アウトレットへ。
(こんなにもアクティブでいいのかは不明だが、
気にしても着床なんてしないんだし、
今回はもっとストレスフリーにしようと決めたのだ)


せっかくの天気のいい週末。
リフレッシュしないことには、
翌週の激務を乗り越えられない。

と言い訳垂らして自分を甘やかすべく、
ブランドもののTシャツなんぞ買ってみたりと。


そして夕飯は現在絶賛大人気のシャア専用マックへ。
本当はポテトだけでいいんだけど、
せっかくなので、シャア専用一式を。
というかシャア様は赤なので、
これほぼ辛い食べ物が出てくるよね。

うん。まあ気にしないよ。

ポテトMで足りなかったのは内緒

そして夜はコストコで入手したパイナップルを。
(普通に日頃のリピ商品なだけだけど、食す)

奥から狙ってる魔の多毛くん


さあさあ、MY BABYよ。
もう母はやれること全てやったさ。
こんな暑い中も、家の中でもこもこ靴下履いてるし。


そろそろ試練はもういいじゃないか。
いつでも来ていいんだよ^^


今回はET7日目ぐらいからフライングしようかと計画中。
(あれ毎回凄く凹むんだよなあ…^^;)


P.S.
たまたま移植前の週に
行った八景島シーパラダイスで
海亀が産卵しているところに遭遇。
夜中ではなく日中に堂々と。
きっといい兆候だ。



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