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受精結果の日@夢クリ#3

さあ、ついにやって来ました!
この日が…..(ドキドキ)

まだまだ不妊病院初心者の私は、
聖路加病院より夢クリは胚に対する
評価基準と凍結否やのルールが厳しい印象。
まあ、だから妊娠率が高いのだと思うのだけれども。

7月23日に夢クリで初めての採卵を行い、
小卵胞含め7個採取成功で
MIIが3個MIが4個との当日結果だったが、
MIのうち何個か発芽?が出ていたので、
これはやがてMIIにレベルアップするだろうと
言われたものの、聖路加(最初の病院)に比べて
採卵できた数が明らかに少ないので、
とても落胆していた。


朝、家出る前に夫に
「もし1個も凍結できなかったり、1個しかできなかったらどうする?もう一度採卵する?」という議論を行い、結論1個でも凍結できていれば、一旦は移植へ進もうという結論に。

聖路加病院に比べたら、採卵こそ無痛ではなかったものの、
採卵周期全体において10:3ぐらいの違いで夢クリはまだ許容できる範疇で、
若いうちにもう一度採卵を行う事にあまり抵抗はなかった。

最高気温40度と言われた今日
この灼熱の中、10時ピッタリぐらいにピットイン。
「48番」

お?10時にしては番号早いな。
気持ち空いてるかなあ?
さすがこの天気じゃあな…
そして昨今のコロナ陽性者の爆増を受け、
1周期見送らないといけない方とかいるんだろうな…

我ながら、5回目の通院にして、
だいぶと勝手が分かってきたと思う。

そしてとてつもなくながーい待ち時間。
今回はきっと内診がないので、
あまり時間かからないだろうと思っていたら、
11時ちょうどぐらいに呼ばれ入ったら、

「はい。4個ね。あとは培養師から聞いてね」

とものの30秒で終わった。

はやっ!!!
1時間の待ち時間の先にものの30秒!
プライスレスすぎやしないか。
そして、え?何が4個?受精卵?凍結胚?
いや、前回3個凍結できればかなりいい方と念押されたからな…
1個か2個ですねと言われたし。

そこから3Fで更に長い待ち時間……
ようやく呼ばれたのが昼12時過ぎ。

そして物凄く丁寧に1個ずつの卵子の結果を教えてくれる培養師のお姉様。
彼女の話によると、

MII3個のうち全て振りかけ成功して、
その後胚盤胞へと成長し、全て無事ハッチングも終わり凍結へと。
残ったMIのうちの1個が顕微受精を経て胚盤胞へと成長し、凍結成功。

ということで、なんと…

4個もの凍結胚が…!!

これは…嬉しすぎる!!!
つまり4回胚移植できますよね?
とか当たり前の事を培養師に聞く私。
そして彼女が言うには、このケースはかなり稀だと。
良かったですね。と。

まだただスタート地点に立っただけなのに、
「良かったですね」と言う一言に
少しうるっと来てしまう。

また新たにできた愛しの6BBの4個のEGGSたち。
今度こそは……

と同時にやはりEGGSフォーリンラブまでが難関ではないことを知る。
多分この工程までの我々は問題ない。
だけど、どうも着床しない。
かつて一度たりともかすってすらないし。
(正確にはかすっていたかもしれないが、血液検査しないからわからない)

本当の正念場はこのあとだって言うのに。
着床するかどうか
胎盤が見えるかどうか
無事12周を迎えられるかどうか
その後安定期まで行けるかどうか
無事出産できるかどうか

五体満足な我が子を迎えられるかどうかの前に
あまりにもハードルが多すぎる
大抵の人はこんな事考えずに
気づいたら出産まで行くのだろうな…

例えるなら、
登山をするのに、
私はずっとどの山を登るかを
入念に下調べしてたら1年が経った状況。
もう随分どの山の麓も詳しくなってしまった。
たくさんの同志まで連れて。
でもまだ一度たりとも傾斜に足を乗せたことがない。

なんという悲しい状況。
たられば言っていても仕方がないので、
1ヶ月後の今頃泣いているか笑っているか
嫌でも結果は出てしまうのだから、
もう少しいつも通りリラックスして過ごそう。


次のステップ!
>>>いざ、移植へ!




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