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私の変化 リモートワーク前後

withコロナの時代を生き抜く会社に自分の会社はなれているのだろうか。

今週New Work Style を部内でディスカッションし、できていること、できていないこと、これからチャレンジすることの洗い出しを行った。

社会人として誠実で優秀な人間が多い私の部では「リモートワークは会社にばかりメリットがあるようではいけない」「Web会議がデフォルトになったことで以前よりも打ち合わせがが増えた」「ホウ・レン・ソウからザッソウ」などなど立派な意見が案の定飛び交った。

みんなまじめなこと言うのだろうなと踏んでいた私は一切仕事の話はしないぞ!と決め、前日の夜に何を言おうか考え、ふとGarminコネクトに興味深いデータがあることに気がついた。

私は恒常的にランニングをしていてGarminの光学式心拍計をお風呂と充電している時以外常につけており常に心拍・歩数をトラッキングしている。リモートワークが本格的に始まった20年3月〜7月と毎日通勤していた19年3月〜7月を比べてみるとこんなことがわかった。

■月間ランニング距離

20年7月–187.9km  19年7月–165.8km  +22.1km

20年6月–194.1km  19年6月–183.7km  +10.4km

20年5月–213.1km  19年5月–194.3km  +18.8km

20年4月–176.1km  19年4月–175.1km  +1km

20年3月–211.4km  19年3月157.3km  +54.1km

月平均21.28km増えている。これはランニング回数にして2〜3回にあたる。意識して距離・回数を稼いだつもりはなく往復2時間の通勤時間がなくなったことの恩恵を授かったのかもしれない。走りの質としてもサブ3達成時の練習並みのペース・強度でこなせている(目標はないが)。

一方で面白いと思ったのが歩数だ。

20年7月–357,352歩  19年7月–454,082歩  −96,730

20年6月–362,521歩  19年6月–408,462歩  −45,941

20年5月–351,130歩  19年5月457,544歩  −106,414

20年4月–322,951歩  19年4月–409,681歩  −86,730

20年3月–445,113歩  19年3月–437,365歩  +7,748

月平均−65,613歩も減っている。私が10kmを40分で走った時の平均ピッチが168spmなので6,720歩。去年よりも月平均21.28km長く走っているのでランニングでは14,300歩多い歩数になるのだが、その分を除いても約50,000歩も減っている。これは驚き。リモートワークでいかに歩かなくなったかを痛感した。
私のように運動習慣がある人間であればまだいいのかもしれないがそうでない人は日々の唯一の運動=通勤がなくなったことは塵も積もれば山となるように肥満・神経痛、重篤な病気にもつながってしまいそうな気がした。特に都市部で電車通勤の人は非常にストレスフルだが満員電車は運動・筋トレみたいなもの(肉体的にも精神的にも)だと考えようではできると思うので、それがなくなってしまった今、個人の健康意識がより顕著に現れてくるのではと自分のデータを見て思った次第である。
で、ディスカッションの場ではこのことを話し、健康診断が楽しみですと締めた。案の定場の空気が戦々恐々とした。
これを聞いて部内で少しでも走ろうと思ってくれる人がいればいいなと思う。(歩くで十分ですね)

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