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【日ハム・カード別面白さ解説】VSソフトバンク編

近年の対戦成績

22年:11勝13敗1分
23年:11勝14敗
24年:4勝8敗1分

キャッチコピー:究極のジャイキリ、ここに。

2年連続最下位の日本ハムと、今年は圧倒的1位に位置するソフトバンク同士のカード。互いの恨み、つらみ、ヘイト………そんなものは真剣勝負で勝ってぶっ飛ばせ!

という感じで書きましたが、日ハムは若い選手が多いため、選手の総年俸額が12球団でもかなり少ない部類に入ります。一方でソフトバンクは断トツで多く、だからこそ選手層も非常に厚く、本当に強い。

さらに、近藤選手・有原選手に対して日ハムファンがヘイトを多かれ少なかれ抱いているため、そういった選手を抑えて、打ちまくって、勝利する。こういった気持ち良さがあります。

ただ、それだけではなくソフトバンクのカチカチ内野守備、日ハムのガチガチ外野守備と捕手陣が生むファインプレーは、「This is プロ野球」と感嘆を挙げたくなるようなものばかりです。

最近だと、これとかね。

柳田選手が復活すれば、観れるかも。

「印象に残る」試合はとても多い

このカードはとにかくホームランが多発するカード。万波、アリエル、レイエス、近藤、(柳田、山川)選手の存在もありますが、エスコンのPF自体が良いので、石井、淺間、郡司選手などにもホームランが生まれます。

このホームランとか、本当に凄まじいもんを感じた。

また、ソフトバンクの絶対的守護神・オスナからホームランを放ったことのある選手数が、日ハムはもっとも多い(万波、アリエル、レイエス)


からこそ、最後までどうなるかがわからない!ヒリヒリ感がクセになるカードです。

ただ、一方的な試合展開になるパターンも

これは日ハムもソフトバンクも両方に言える話で、とにかく一方的な試合展開になるパターンが目立ちます。

6月末の試合では、3試合でのスコアが「日8-22ソ」。しかも伊藤大海がキャリワーストレベルの7失点、日ハムがエラーで2失点と、かなり厳しい試合もありました。

昨年であれば、7/4の試合では ソ3-10日 というスコアを、8/12の試合ではソ0-9日 というスコアを叩き出したこともあり、一方的な試合も目立ちます。

ただ、名試合が多い分こういった試合では、どちらに勝利の女神が傾くのか。そして、傾いた方のチームのファンには忘れられない試合になると思います。

ある種のギャンブル性が魅力のカードでもあります。

試合後のSNSはかなり荒れやすい

今年の日ソ戦でもっとも気をつけなければならないのが、この点です。

特に、ソフトバンクが勝った際はパテレのハイライト動画にソフトバンクファンが煽りコメントを入れたり、毎度のように#lovefighters タグが荒らされたりと、試合の度にトラブルが発生しています。

また、ソフトバンク主催試合では解説の失言も目立つため、そこからまた荒れることも多々あります。

ただ、このようなSNSでの荒れっぷりとは対照的に、現地は比較的平穏なカード(西武だと西武ファンが西武球団の不甲斐なさにブーイングする例も)なので、現地なら気にしなくても良いかと思います。

選手間の交友関係

…と、お互いのファンは相当敵視をしているカードですが、選手同士・監督同士はそこまで敵視しておらず、敵軍同士なのに話している珍しい光景が頻繁にあるカードです。

というのも、先述の近藤・有原選手もですが、近年では現役ドラフトで水谷・長谷川選手が実質交換トレードとなって両選手ともに一軍にいたり、近藤選手の人的でソフトバンクからやってきた田中選手がいたりと、とにかく人材交流が盛んだから。

また、柳田塾に入っていたことがあり、高校も王会長と一緒の清宮選手、慶應同士の郡司選手など様々な繋がりがあり、面白い光景を観れます。

まとめると…?

良い時は、プロの意地のぶつかり合いが見れ、負けてもある程度の満足感を得やすいカード。
悪い時は、大量得点・大量失点が発生し、ファンへのダメージが尋常ではないカード。

個人的には…「他球団ファンだけれど、エスコン気になっています!」といった方には、ぜひともこのカードが開催されているときを選んで欲しい。
家族旅行は…子供さんが近藤選手に対して嫌悪感を抱いていると、ちょっと厳しいかも…。カップルでは…お互い野球のことをだいぶ理解しているなら行く価値はあり。ただ、一方的な試合展開になる覚悟もお忘れなく。

カメラで推しを撮りたい!という貴方にはかなりオススメ。推しの意外な交友関係を観れるかも。

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