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どうすればオンラインで心が繋がるか?

FAJ四国サロンの主催でWeb会議ツールのZoomに慣れる勉強会を開催しました。新型コロナの影響でワークショップは今後も開催は難しそうな中、チャレンジした企画でしたが、参加者の方からポジティブなフィードバックをいただくことができて嬉しいです。

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満足度も平均で10段階の9以上いただくことができ、これからの継続的なチャレンジに勇気をいただきました。

ツールは何でもいいから気持ちを向けろ!

やれZoomはセキュリティが~だの、Teamsが、Meetsがとシェア争いとネガキャンが繰り返し渦巻いているし、「オンライン会議ってイマイチだよね」と新しいチャンネルに適応したスタイルを模索もせずに、今までの常識に囚われた視点のままに薄っぺらい評価を下す方が結構居ます。

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Zoomに限らずオンラインで集まった時に、気になっているのが↑この点です。顔が暗くて見えない、リアクションが全くなく仏頂面で参加している方が非常に多いのです。特にお年を召された方に非常に多いです。私達は公教育の過程で、「相手の話は真剣に聞きましょう」と教わってきましたが、どうもその弊害があるのか、相手に伝わると思ってないのか、聞き手のリアクションがほぼ無いのです。折角顔が見えるのにとても勿体ないです。どうせ家族にしか見られないので、演技のつもりでオーバーなりアクションの練習しましょう。

ぼーっと聞かずにチャットに書け!

Web会議のツールにはビデオ以外に共通の機能があります。「チャット」です。今、誰かの話している事をぼーっと聞くのではなく、文字化するようにします(無論、文字起こしすべきでない時もありますので、「文字起こししましょうか?」という同意は必要です)。Web会議はどうしても慣れていなくて意識をいろんなとこに向ける必要があります。その結果、会話の中身が抜けてしまうことがままあります。あと、Web会議は完全に聞き取れないわけではないけど、声が不明瞭になるシーンがあります。

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この時にチャットで誰かが書き出してくれると随分と様子が変わってきます。自分の話が他の人に伝わっているかを計ることもできますし、会話の可視化が少しだけできて、思い出す「キー」にできます。

ファシリテーターは役割を明確に渡せ!

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勉強会では一方的な講義をやらず、ワークショップをやります。この時にしっかり役割を全員に渡します。場の中にお客様は一人も居ないようにします。そうすると、その役割ができる、できないに関わらず「繋がり」が小さく生まれます。あとは、会話をじっくり重ねると、徐々に徐々に関係性ができていくし、繋がった人の間に会話のルールのようなものが自然発生していくように感じます。

初見の間柄ではブレイクアウトに小分けして、ざっくりでただ「話してください」と言われても、結構な時間をお見合いしてしまいます。それはある程度関係性ができてからのデザイン、進め方ではないかと思います。

ここはやっぱりファシリテーターの腕の見せどころです。明確な「問い」と各自のロールをできるだけ明確にすることで「繋がる」きっかけを場に創ることができれば、オンラインでもゆっくり信頼関係は構築していくことができるのではないかと思います。

とはいえツールにも慣れろ(簡単なとこだけ)

ただ、ミュートにしたり名前を変更して呼びかけやすくするとかは、参加者がツールに慣れていないと無理なので、そこははじめにしっかり慣れていただくのが大事だと思います。

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これからもオンラインチャレンジ

FAJ四国サロンではこれからもオンラインの場のデザインと参加者の「繋がる」に意識を向けて勉強会を企画していきたいと思います。また、徐々に使うツールも増やし、オンラインでの協働の促進に向けた試行錯誤をしていきたいと思います!


いただいたサポートは、ワークショップのデザインを学ぶ費用として大事に使わせていただきます。高知で大人の学び直しができる場を作っていきます。