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月刊誌『創』を読み続けて来た4年間!〜私のグリーフケア


 

・月刊誌『創』を知ったきっかけ 

2020年7月18日。その日を遡ること15年ぐらい前に出会った作品『14才の母』。
その前に天海祐希さんのことを好きな私は『女王の教室』に出ていた天海祐希さんを見るために視聴。子役ででていた志田未来ちゃんが可愛くて!(今から思えばこの時に今、朝ドラ『虎に翼』で主演をしている伊藤沙莉ちゃんも出ていた!主役を張れる女優になったんだね!と感慨深い。)
衝撃的なドラマだったから記憶に残り、その後『14才の母』で未来ちゃんが主演をすると知り見出した。ドラマの中では小さくて可愛らしくて健気で。テレビのこちら側から応援していた!それと同時に彼役だった桐ちゃん役の三浦春馬くんにも徐々に惹かれていった。春馬くんは少し前の朝ドラ『ファイト』の岡部少年としてヒロインの友人役として初めて知っていた。まだ声変わりをするかしないかぐらいの年齢。撮影時期は13〜14歳ぐらいだったのかな〜?眼鏡少年だった岡部は途中から眼鏡をコンタクトにして髪型もおしゃれになる設定だったから、その姿を見たときは。あ!イケメンだな!と思ったぐらいだけ。

あの岡部少年が『14才の母』での桐ちゃんの時はすーっと身長も伸びて首も長く成長したな〜と思った。初めの頃はそう思ったぐらいの印象。

ドラマが進み志田未来ちゃんを見たくて見始めたため、その演技ばかり見ていたのが、少しずつ岡部少年とは違う静かで落ちついていて、時には感情を思いっきり出す春馬くんの演技に釘付けになってしまった!この時は知らなかったけど。すでに幼少期から劇団に入りいくつもの作品で演技をし、12歳ぐらいの時はほとんど主役のような「森の学校」に出たり『キャッチ・ア・ウエーブ』では主役をしていた役者だった。後で見返せばあの静かな雰囲気の桐ちゃんは監督や演出家の指導があったとしても。春馬くんが作り上げたキャラクターだった気がする。何者にもなれる表現力。

ということでいつの間にか桐ちゃん、春馬くんを見たくて楽しみになった作品。
普段はなにもかも諦めているような佇まいなのに。劇中でお母さんに泣きながら想いを訴えるシーンはほんとに役者だった!子役のはずなのに。私はその表現力に心を掴まれてしまっていた。

それからはテレビドラマ、映画はリアルタイムで全部見てきて、舞台はほぼ観てきた。という感じで15年間応援し続けて来た!だから私の世界から急にいなくなってしまった!という感覚が私の中ではありえないこと。あってはいけないこと。
私の生活の一部になっていたから。

2020年7月18日以降、ネット情報などでさまよい続けている時に、ヤフーに流れてきた月刊誌『創』の中の春馬くんに関する掲載内容。すぐに2020年11月号を注文した。
『創』は世の中のあらゆる問題に切り込み、いつもは知らない情報も載っていた。そこに春馬くんがどうしていなくなってしまったかということ。編集長の言葉。絵本作家の空羽ファティマさんの文。全国から送られてくる春馬くんファンの方々の想いの文が掲載されていた。そして表紙が春馬くんの作品を切り絵作家の海扉アラジンという方が担当。
この一冊だけ購入するつもりが、その号以降今年の今月まで予約購読することに。途中特別号も4冊でたから家には何冊あるんだろう?
ずっと読み続けて来た月刊誌『創』。

その中で『創』の中に掲載された全国のファンの声には励まされてきた。
でも春馬くんがいなくなった意味の捉え方はやはり人によって様々。本人だけが知っていることだと思いつつ。小さい頃から役者になり頑張ってきた事実。楽しいことも苦しいことも落ち込むことも励まされたことも時代劇ですぐ近くで見ていた役者たちへの憧れなど含めていっぱいあったと思う。
どんな人も生まれてきて人生の中ではいいことも悪いこともあるのはあたりまえ。自分を励ますために前向きな事をいい頑張ろうとしたり。そんなことも思えす落ち込んだり。時には病院に行く必要があったり。
私の中では春馬くんがいなくなってしまったことについての想いはあるのだけれど。あまり表では言うことはなく心の中で想うのみ。『創』で読んだ全国のファンの中でも考え方はいくつかに分かれたり似ている人もいることも知った。でも共通することは。春馬くんは今でも愛されているということ。その愛情表現が少し激しすぎたり。方向性が変わっていったり。勘違いしたり。いろいろなんだと思う。ただSNSが発達している今だから(私も今noteという場に春馬くんへの想いを書いている)誰のことを言うにしてもその方の。その周りの方の尊厳を守って表現することは人としての最低限のマナーということを忘れてはいけない。と私は思っている。

毎月欠かすことなく月刊誌『創』を読んできたことは、私にとってはグリーフケアとして助けられてきた4年間だったと思う。
もうあと一冊で春馬くん特集は終わるとのこと。この4年間春馬くんのことを取り上げてくれた月刊誌「創」の篠田編集長。一芸能人のことをこれほど長く書いてくださったこと。ファンの声をひろって掲載してくださったこと。春馬くんの作品や春馬くんのことを絶賛してくれた絵本作家の空羽ファティマさん。物語も創作してくださったこと。切り絵というとても手間のかかる作業で表紙を作ってくださった海扉アラジンさん。一ファンの私としてはその事すべてが春馬くんのことを偲んでくれたんだ!と思えます。コロナ禍がなければ「お別れ会」というものも、もしかしたら実現したと思うけれど。この4年間「創」という月刊誌の中でずっと「お別れ会」をしてもらっていたような気もする。
関わってくれたすべての方に心から感謝したいと思います。ありがとうございます!!


・月刊誌『創』の中の春馬くんコーナーがなくなったあとの私のグリーフケアは?


先日のインスタにて来月号のあとに三浦春馬くんの特別号が出る!と発表されたので、それを楽しみにしつつ。春馬くんが今世にはいないのだから、新しい作品はできないけれど。今放送しても見れるいい作品がたくさんあるので地上波で放送してほしいと思う。私がファンだからそう思うのではなく。春馬くんは表現力があるから、ファンでなくてもそこの世界に入ることができる気がするから。
春馬くんも出たことがある『水戸黄門』などは夕方何回も何回も古いものから少し新しいものまで再放送されている。真夜中の皆が寝静まった頃の放送ではなくふと見える夕方などに放送してくれれば見る人も増える気がする。
『僕のいた時間』『サムライハイスクール』『ごくせん』などなど。
もう4年経ったのだから。なんとかいい作品を再放送してくれたら!と思う。

あの2020年7月18日以降、芸能界の売れっ子の方々は体調のよくない時やいろいろな事情でしばらく休む人が確実に増えた気がする。人はある程度休むとまた元気になることも多い気がする。
芸能という仕事柄休むというリスクをどうしても避ける事が多い中休む人が増えたということはやはり春馬くんのことを。思ってくれてる気もする。
一般の仕事の人も体調を崩せばもう少し気兼ねなく休むことができる社会になればいい。

先日シンシアと春馬くんと共演した
マシュー・モリソンさんがミュージカル『シカゴ』のため来日。先日『クラシックTV』2出演。その時若者の支援組織があることを教えてくれた。
「ボイス・オブ・ユースJAPAN」。
人はいつもうまくいくばかりではなく、なにか悩みがあったり、生き方を考える事があったり。そんな時に若者が自分発信で声を出すことやその大切さを話してくれた。その団体に歌を提供してくれたとのこと。最後にウクレレを弾きながら歌ってくれた『Smile』がとても素敵だった。

春馬くんがブロードウェイで観て
そのミュージカルが日本に来たら出たいけど日本に来る頃には僕はおじさんになっているからむりかも?と言っていた『デイア・エヴァン・ハンセン』。この作品のテーマも生きにくく、社会に適応しようしよう!と密かに頑張っている人たちの苦しみと。いいことは声を出そうよ。というような内容だった。しかもうまくいかなかったあとの自分と対峙してゆっくりでいいから何かを掴んでいくことが大切だよ。というストーリーだった。私は想うけど。春馬くんはおじさんになっていたとしてもエヴァンの役はできたよ!と言いたい。
2020年1月にシンシアとマシューとのコンサートにてエヴァンが最初にうたった歌を春馬くんは歌ってくれたんだよね!また舞台でききたかったな〜。と今でも私は想っている。実は脳内変換して車内やご飯を作りながらこの映画の音楽をいつもいつも聞いている私です。

あとは2020年11月に初めて一人で行った偲び旅のあとに続いた春馬くん気配探しの旅。これからも行ける限り行くこと。もちろんそこにいてくれる築地本願寺にも行きご挨拶をすること。あちらこちらに好奇心旺盛の春馬くんはいろいろなところに行って忙しいかもしれないけど。役者仲間の方や後輩くんが今どんどん舞台にもでているから。観に行ってるかな〜!

なんて想いながら。自分にとってより良い生活。自分の心に少しでも近づくような生活をしていきたい!と想っている今の私です🌸🐎




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