『渡船の歌を』

早朝の祖母の介護が終わってから黒崎渡船に乗りに行くことにした。歩いて渡船場まで行く道。薄紅色に染まってゆく空、コンビニの灯、大きなトラック。
渡船乗り場に着いた。小鳴門橋の向こうの美しい日の出。
渡船の歌を作ったり写真を撮ったり・・・。私は、渡し船に魅せられていつも歌の言葉を探している。
東京にも行ったことない田舎者だけど地元鳴門の渡し船に乗って小さな旅を続けている。いつもよく乗る黒崎~高島を結ぶ渡船には、いろんな人、いろんな国の人が乗ってくる。地元の高校生やお年寄り、鳴門教育大学の学生さんや留学生、こちらで働く外国の方々。それぞれの物語にそれぞれの暮らし。
私は、これからも渡船にたくさんたくさん乗って歌を作り続けてゆく。
今日できた歌をひとつ。

朝焼けが映画のように美しい黒崎渡船一羽のカモメ/楠井花乃


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