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センスとは何か。時間的、空間的、概念的に運動を捉える。



今週末はサニトレサロンにて東大ア式蹴球部フィジカルコーチ田所剛之さんをお招きして、シャビアロンソのロングキックを徹底分析しました。

YouTubeにて冒頭の15分の内容を公開します。更に興味のある方はサニトレサロンにご加入ください。

サニトレサロン:https://wantty.app/user/sunny_strength

先週、WEリーガー/なでしこリーガーとのトレーニングの際に私も実際に体感し、普段ボールを蹴る機会が少ない身としてはかなり精度の高いボールを蹴れるようになった気がしている。

特に縦落ちのキックを簡単に蹴られるようになったのは、驚きである。フィジカルコーチとして活動しているため、運動習得は比較的容易に出来るが一般的には反復練習により習得するものである。この運動学習、誤差エラーの修正と言われるものはどのように成り立っているかが今回の記事のテーマである。


センスと言われる世界をぶっ壊す

運動は脳内シミュレーションし、実行系の筋肉で動きとして表現されることは一般的に理解されつつある。私の記事を購読されている方は幾度となく繰り返し読んできている内容かと思う。

「思ったようにプレー出来たら、誰でもバロンドールを獲得できる。」

フットボーラーにとって、頭の中で描いたプレーが出来たら、これほど面白いものはない気もしている。この思い描いたプレーと実際のプレーの差を埋めるためには、反復練習しかないのか、シチュエーション練習しかないのか。


思ったように思い描けているか:脳内シミュレーション


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