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四柱推命【10月の運気のお話】

10月のテーマは、

『直感を信じて、閃きに従って行動する。』

10月(10月7日〜11月6日)は庚戌(かのえいぬ)という運気が巡る。
庚=鉄・剣を表し、戌=秋を表す。


ことわざで、『鉄は熱いうちに打て』と言われる。物事のチャンスを逃さないためには、勇気を持って素早く行動に移すことを意味する。
その語源は、鉄は少しでも冷えればすぐに固まってしまい、思い通りの形にすることができなくなるからだ。
だから、鉄である庚の人は、感覚が鋭く、直感力に優れ、効率よく、集中力と共にスピーディーに動く人が多い。
そして、時間との勝負という概念があるので決断力がある。
故に、庚が巡る運気では、このエネルギーが満ちる。


次に、秋で表される戌について。
秋という季節は、変化する季節。夏に茂った草木は秋になると色付き、美しさで人々を魅了し、そして葉を落とし冬の寒さに備えるためのエネルギーを蓄え始める。春の芽吹きのエネルギーが湧き出る変化とは異なり、不要なものは手放す、もしくは自然と手離れて、身軽になっていく季節。
人が変化するには、行動なくしては始まらない。


そんなエネルギーを読み解くと、庚戌の運気では、
『自分の直感を信じて、閃いたことは頭でぐるぐる考えず、まずはやってみる』
になるのだ。


その閃きからの行動は、小さなことからでいい。大ジャンプでなくてもいいのだ。
なんとなく、今日はこのカフェに行きたい気がする、とか、今日はこの服を着ていきたい気がする、とか。
そんな、些細な閃きを無視せず、丁寧に拾っていく。それらのことが引き金になって、何と繋がっていくかはわからないから。
大事なのは、自分の感覚に従って行動する、ということだから。


ここで少し時間を巻き戻しつつ、立春からスタートした2022年の、8月から始まった下半期の12月までの流れも簡単にお伝えすると。。。


8月は、戊申。戊=山のように、ブレない自分軸の元、今後の大きな目標や希望を見出すことができたかも知れない。

9月は、己酉。己=田畑のように、畑を耕すように、自分をケアしながら知識を深めたり土台作りができたかも知れない。

10月は、庚戌。上記でお話した通り、整った自分の直感を信じて、閃きと共に行動に移していく。

11月は、辛亥。宝石を磨き上げるように、自分を磨き上げることに集中する。

12月は、壬子。静かな冬の海のように、自分のうちなる声にしっかりと耳を傾けながら、学びを更に深めていく。やることをやりながらも、流れに身を任せる柔軟性をもちつつ。

といった流れになりそうだ。


さて、この10月、あなたの鉄の剣を、情熱を元に形作り、直感と閃きで美しく磨き上げていく。
そんなイメージで過ごしてみるのはどうだろう?



晴海たお




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