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【ポケモンSV】プレイ記録#16-宝探しのひとやすみ

最終回です。ゼロエリア編、前回からの続きです。

◆博士

スリープモード…??まさか、フトゥー博士の正体は…

ミライドンと初めて出会った時弱まっていた様子なのはそういうことだったのか…

フトゥー博士はAIだった。
いや待て!AI技術は最近発達してるけど、こうして本人そっくりの人型ロボットを作り出して人間にしか見えないエミュ力発揮だとか、かがくのちからってすげーってレベルじゃねーぞ!

既に帰らぬものだったのか…ペパー先輩が父親でもある博士にこれまで違和感を覚えていたのも納得だ。

フトゥー博士のAIの目的は、タイムマシンを止めること。大体理由の検討がつくが、

未来ポケモンそんなに鬼やべえのかよ…まあエリアゼロ内に出現した奴らのレベルを見れば一目瞭然なのだが、人工ポケモンが世界を支配する日も有り得なくはないのだ。とんだディストピアだなそれ。

テツノワダチがスパイスで巨大化した時は博士も心底ヒヤヒヤだったんじゃないだろうか。現代技術のバリアを突破する力を秘めているあたり、未来ポケモンのヤバさが伺えられる。

未来ポケモンと仲良くなりたい夢は分かるが、それはあまりにも禁忌過ぎた故に、「夢を破壊してくれ」というのが切ない…無垢な子供ならともかく、責任を負った大人が言うと重く感じられるな。

◆タイムマシン

ゼロラボ最深部はめっちゃ近未来を感じるフロア。なんだか分からんが、如何にもタイムスリップできそうな空間だ。

テラスタルでタイムマシン作れるとかトンデモだな!?悪の組織が悪用したらまずいやつじゃん!良かったな、本作にはそんなのいなくて…!(というか、根っからの悪がいないんだな)

バイオレットブックってただの紙媒体の本じゃないのか。どういう原理なのかちょっと知りたい。

AIならチャンピオンのデータを分析して最強のPT結成できるのも妙な説得力がある。最近のAIマジすげえもんな。NovelAIは無限大の可能性秘めているからな。しかしそんな博士を敵に回すのもまた切ない…実質ラスボス枠じゃん。

目がターミネーターみたいに発光してるとガチのSFみたいになっちゃったよ!博士がラスボスなのはククイ博士という前例がいたが、こっちはマジに倒さなければならない敵としてやってきちゃった感ある。

◆VSフトゥーAI

何気に手持ち6匹全員マスターボールという贅沢仕様。マスボはシルフカンパニーが製造という設定なのだが、如何にして6個も手にしたのだろうか。

一匹目はウルガモスを模したテツノドクガ。後で分かったことだが、虫炎から炎毒になっている。

四匹目はバンギラスもといテツノイバラ。あのトゲトゲが茨というのは分からんでもないな。メガシンカすると更にソレっぽく見えるし。なおこいつは岩悪ではなく岩電気。地面技が天敵だな。

最後の切り札はサーナイトとエルレイドの悪魔合体めいたテツノブシン。手に持つ武器がカッコイイ!ポケプラ化が今から待ち遠しいナイスデザインだ。サーナイトのスカート部分が良いアレンジになっているな。

いやしかし、相手もレベルが高めで今回ガチの苦戦を強いられたな…!歴代トップクラスのレベルの高さだもん。おまけに初見のパラドックスポケモンが多いから弱点を見破れないのも未知の強敵を煽っていた。

自我を失うも、まだ博士の意思が残っており、AIでありながら本当の親のようにペパー先輩に声をかけ謝ってくれると救いを求めたくなるが…

まさかのラスボス二戦目!厄介アルセウスオタクもだけど、「えっまだ続くの!?上等じゃねーか!」ってシチュには高揚感アガるぜ。

◆VS楽園防衛プログラム

ここ、フトゥーAIから楽園防衛プログラムへ名前が書き変わる演出がぞくっときましたね…真名溶解のような不意打ちめいたサプライズ演出である。

最後の切り札として、もう一体のミライゴンを繰り出してきた。こいつが正真正銘のラスボス枠であるが…

どういうわけかポケモンが出せない。こんなバトルあり!?
しかし仮にレッツゴー状態のままだったりサトシのピカチュウみたいに常時ボール外だったらどうなっていたんだろうか。

バッグコマンドを開いても特にこの状況を打破できるアイテムはない。

ポケモンコマンドを開いても相変わらずポケモンを出…お?

とんでもないものを見つけたような気分。まさかこれ、ラスボス専用演出!?

唯一、ミライドンを解放させることができた。通常のモンボなんだな。

ミライドンVSミライドンのミラーマッチ開幕!
伝説のポケモンを強制的に使うのはBW以来だろうか。けれど、物語序盤から主人公最高の相棒だったミライドンがクライマックスで使用解禁、そしてこの絶望的状況下に置いて流れを変えるのはメッチャ盛り上がる!

未来の機関ってなに!?永久機関よりもやべーノーベル賞なの!?

この時点からミライドンのステータスが確認できる。そんな予感はしていたけど、電気ドラゴンであり特殊速攻型か。

専用技イナズマドライブは残念ながらこのバトルでは存分に効果を発揮できない。相手も電気ドラゴンだからダメージが1/4にされてしまう。パワージェムでちまちま攻撃するしかないのか…?

まさかこのタイミングでこらえる必須とは。逆に使わなかったらそこで終わっていたんだろうか。

ん?

ステータス画面でも確認できたが、このミライドンのテラスタルタイプはドラゴン。ということは…?

ミライドン鬼つえええええええええええええええええ!!!!
まさかのワンキルかよ!?

今度こそ、勝った…!

いやあもう、最高のムネアツラストバトルでしたね!!
ぶっちゃけるとこれは選択肢を間違えなければ絶対勝てるイベントバトルの類なんだけど、手持ちポケモンがマジで使えなくなる状況に陥り、だがここで流れを変えるのはミライドンという、予めこうなることは想定していたトレーナーは多いかもしれないけど、それを踏まえてトレーナーが見たかった最高潮の盛り上がりを提供してくれた。
ポケモンSV、細かい欠点はあるけれどもトップクラスに好きな一作になれそうだったんだけど、今回で爆上げだったな…!

◆宝物

フトゥー博士の本音。息子よりも自分の夢を優先というのは賛否別れそうだが、この野心家っぷりには強く共感したい。博士、幼少期からの夢だったのかな。

フトゥー博士の息子への言葉。一体どれくらいの歳月かは分からないが、AIと共同でタイムマシンを作ったからこそ、AIにはしっかり伝わっていたのだろう。

さよならフトゥー博士…未来旅行、楽しんでほしい。

ペパー先輩も感無量だったろうな。だからこそ、もっと話し合いたかったのかなと思うと慰めたくなる。

ネモ先輩はホントブレねーな!!

最初はあまりペパー先輩と仲良くなかったボタンくんも、すっかり仲間の輪に加わることができたことに短期間ながら成長を感じる。これならスター団のリーダーとしてみんなを引っ張りやれるだろうな。

こうしてパルデアの危機は救われた。帰るも戻るも一緒だが、まだ学生らしく卒業までやることは残っている。

◆これから

帰り道。何気ない描写だけど、こうして四人仲良く歩いて帰れるのもひとつの宝物だと思う。既に4人同時マルチプレイした人が羨めるほどに。ソロプレイだとなかなかないもんな。そういった経験という名の宝物。
しかしこうして帰り道を歩いているのもスタンド・バイ・ミーめいているよなあ。最初見たときは「なんてあっさりした終わり方なんだ」と思ったのだが、あれはあれで良いと思う。青春のひとつとしてこういう結末もアリってことだ(ジビエート感)

EDロール。
エド・シーランによる主題歌「Celestial」が流れた。

この曲は発売前に公開されたPVでも流れていたのだが、ここで流れるとポケモンで初めての喪失感を覚えた気分になれた。メロディもスタンド・バイ・ミーみたいな切なさがある。なにせここまでのプレイ時間60時間近くかかっていたので(プレイ時間は個人差にもよるが)、ぼくとしては長い旅路だったなあ、パルデア遊びつくしたなあと、いろいろ込みあがってくるのだ。そういう本ゲームを通しての素敵ない経験も宝物としたい。家族や友人、兄弟への土産話にするのもいいだろう。

………まあこれを書いている今は、ラストバトルの感動とかナンジャモとかチリちゃんさんの顔の良さとかカエデさんむっちむちなのアニメでも再現しろオラァンな件ばかり考えているのだが。

なお「Celestial」の意味についてだが、以下の公式PVで和訳がされている。

Celestialのフレーズが流れると「最高だよ」の意。
まあ、うん、そうとしか言いようがないもんな、このゲーム。
通常なら「天体の~」を意味するそうだが、恐らくこれはED前の青空を示唆している、つまるところダブルミーニングなのかもしれない。

これほんとずるいっしょ。こういう写真一枚出されるとさあ、目からハイドロカノンじゃん…

まあ、一度クリアーした後もやりこみ兼廃人要素はあるし、そも卒業はまだ全然早すぎるので、ひとまずまだ続くんだなとほっとしたが。

ポケモンバイオレット、クリアー。
この後ジムリ再戦や準伝説ポケモンの捕獲、その他諸々イベントが用意されているそうだが、とりあえずメインストーリークリアできたということで、一旦ここで締めくくることにします。本当に楽しいゲームだったぞ!

まあ、とりあえず何か気まぐれで書くことがあったら書きます。ていうか、数年ぶりにポケモン熱を取りもどせたので、今後も度々適当に遊んでいると思います。そろそろダイパリメイクもやりたいですね。よろしくなあ!


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