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『お腹でついていく受け』を目指そう

本部道場の関師範は教え方に特徴があります。

それは、上級者よりも初心者、特に受けが苦手な方を教える時間が長いということです。

しかも教えだすと夢中になってしまわれるのか、白帯の方に延々と指導されるためひと技の時間が長くなってしまい、いつも規定の稽古時間を10分近くオーバーしてしまいます(笑)

師範の優しさや稽古熱心さが伝わるエピソードですが、取りの指導まで時間をかけられないという問題もあります。(私もご指導いただきたい)

受けでしたら私も多少は覚えがあるので、今回は期間限定の無料noteという形で筆を取ってみたいと思います。

「そもそも受けの指導なんかいるのか?」という方もいるでしょうが、受けは取りの上達という観点でも重要だと考えています。

その辺りについては以下のnoteで書いていますので割愛しますが。

受けといっても様々なレベルがありますが、今回は基本となる「稽古を成立させるための受け」にフォーカスして書きたいと思います。

具体的には、①感覚的な要素と②技術的な要素に分かれますが、取り組みやすさを重視して①⇒②の流れで説明します。

自分、もしくは生徒の受けがなかなか上手くならないなぁと感じている方は参考にして頂ければ。

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