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オーストラリアへのビザ申請 Vol.1

今回は、エージェントを介さず、ビザを取得するまでの「選択したビザの種類」「準備した書類」を中心に自身の経験を共有させていただきます!
※エージェントさんを介さなかった理由については、違う機会に紹介させていただきます。

選択するビザの種類に関連するため、少しだけ自己紹介をさせていただきます。

  • 30代前半、直近5年ほどは人材業界で法人営業を経験しており、将来設計として、30~35歳の体力もあり+柔軟性もまだある年齢で海外でのキャリア形成を考えていました。

  • お付き合いしていたパートナーがオーストラリアでのPR取得を考えており、1年後にMBAに行くプランを立てていたため、一緒についていくことを決めました。(パートナーは、台湾人です。)

オーストラリアでのPR(永住権ビザ)取得を目指し、どんなステップを踏んでいったかまとめてみましたので、ご参考にしてみてください!


取得できるビザを調べる

まず、移民法に詳しい就労ビザを日本にいながら獲得することはかなりハードルが高いと感じたため、今回はそれ以外の選択肢を検討しました。
私の場合、該当したのは以下3つ。
【学生ビザ(帯同ビザ)】【ワーホリビザ】【観光ビザ】

【学生ビザ(帯同ビザ)】


今回MBAに通うパートナーとは、まだ結婚はしていないため、事実婚(De  Facto Partner)として、彼のビザに紐づけた形で申請が可能でした。
また、MBAの学生ビザの場合、帯同ビザは40時間の就労制限がなく、正社員(Full time)の仕事をすぐに探すことが可能です。(学生本人は卒業後でないと、就労制限ありです)
また、MBAコースは2年間ですが、卒業後に最長3年間の卒業生ビザを付与されるため、帯同者は、最大で5年間の就労制限のないビザが付与されます。

※通常の大学生までのビザですと、卒業生ビザの期間が2年間のみのようです。
申請料金:AUD530 (彼はAUD710なので、2名でトータルAUD1,240となります)※別途申請時に保険会社加入が必須のため、保険料金2年分、single cover AUD 1,524/ couples cover AUD 5,483 がプラスされます)

【ワーホリビザ】


申請時30歳であれば31歳での入国が可能なので、ちょうど30歳の方もこちらのビザも検討可能です!
申請が落ちるケースはほとんどないと聞いていますので、必要な書類をしっかりそろえられれば、取得できると思われます。(詳しくは、以下のURLを参照ください)

※個人的にシンプルにまとまっているHPで見やすいですが、申請時は▼公式HPも参照いただきながらご準備ください。

https://immi.homeaffairs.gov.au/visas/getting-a-visa/visa-listing/work-holiday-417/first-working-holiday-417

申請料金:AUD635 (保険は申請時必須ではないため、任意加入となります。)

ただ、ワーキングホリデービザから就労ビザへの切り替えは、かなり事例としては少ないと聞いていますので、一旦ワーホリで入国し就業経験を積む方法を選択される方も多いようです。また、オーストラリアでのPRを目指す方の中では、ワーホリできて、学生ビザに切り替え→就活を目指す方が多いようです。
またブルーカラーの仕事がメインになるため、レストランでの接客スタッフ、

【観光ビザ】


一番申請時の書類が簡易的。通常は最長で3か月の滞在期間が認められますが、その間の就業は不可となります。

申請料金:オーストラリア政府に対するETAS(イータス)の自体の取得料金は無料ですが、スマートフォン・アプリ「AustralianETA」のシステム利用料(AUD$20、約1800円)が必要となります。

https://immi.homeaffairs.gov.au/visas/getting-a-visa/visa-listing/electronic-travel-authority-601#HowTo


該当ビザの必要書類をリサーチ

今回は、PRを目指すことをゴールにしていたため、就労制限のない学生ビザ(帯同ビザ):Student(Subclass 500) を選択しました。
用意した書類は以下になります。(書類の詳細や注意事項は、次回のパートで紹介させていただきます。)

  • パスポートのコピー

  • 戸籍謄本の英訳版(自身のみの記載)

  • 免許証の英訳版

  • AUD 20,000以上を含む、銀行口座の残高証明書の英訳版

  • De Facto Partnershipを証明する文章(航空券/ホテルの予約表+通話履歴/チャット履歴なども含む)

  • 永住しない意思を含んだ文章


関係各所へ書類を依頼

  • 戸籍謄本の英訳版(自身のみの記載)

  • 免許証の英訳版
    →こちらの2点は、日本の役所や警察署では、英訳発行がないため、自分で翻訳会社を探す必要があります。
    ※翻訳会社の社判、サインが必須となります。
    参考までに私が見つけた翻訳会社を添付いたします。費用もスピードも良心的でした。

  • 銀行口座の残高証明書は、(3代メガバンクはおそらく)銀行窓口での申請、一部のネット銀行はオンラインでの申請が可能のようです。窓口申請の場合、10営業日かかると、住友銀行では言われましたので、早めの申請をおすすめいたします。※窓口受け取りにすると少し日数が短縮できます。
    ▼参考までに住友銀行の英文証明書の申請詳細画面を添付いたします。


  • De Facto Partnershipを証明する文章(航空券/ホテルの予約表+通話履歴/チャット履歴なども含む)

  • 永住しない意思を含んだ文章
    →こちらの2点は自作になります。Wordで作成しましたが、航空券やホテルの領収書や予約情報、撮影した写真を時系列でまとめ、文章としても4ページほどの関係性を「財務面」「メンタル面」「なれそめストーリー」を含んで作成しました。また、ビザ申請では、永住を目的としないことを前提に申請しないと落ちる傾向にあるため、別途滞在期間中の活動プラン、その後いつ頃帰国するか、あえてオーストラリアで経験することのメリットが何かを含んで作成しました。

申請からビザ付与までの期間

書類の準備はかなり詰め込んで行ったため、2週間ほどでタイトに行いましたが、しっかり集中して準備したおかげもあり、1回の申請でビザが下りました。
7月4日に申請し、8月2日にビザが下りた通知をメールにいただきました。
(約1か月ほどになります。)

次回は、私も準備に悩んだ、関係性を証明する文章作成の詳細をご紹介したいと思います!





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