![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/139184506/rectangle_large_type_2_94d6851ad31c706db998ca8ce2db3d90.jpeg?width=1200)
山アイロン部 in 雲取山(1日目)
午前4時、山道に アタックザック担いでった
懐に抱えたカメラ 雨は降らないらしい
早朝に七ツ石小屋を出発。心配していたほどの冷え込みはない。青藤色の空は優しく、鳥たちの声が眩しい。目を凝らすと富士山の山容が仄かに見えてきた。「富士山!」昨日は全く出会えなかったその御姿。月明りを頼りにシャッターを切る。気分も体調も万全。さあ向かおうか雲取山。東京最高峰を目指して。
![](https://assets.st-note.com/img/1714643256261-jMaG7DyusN.jpg?width=1200)
今回山アイロン部が向かったのは件の雲取山。初日は途上の七ツ石小屋に泊まって、2日目に雲取山に登る計画だ。
1日目。奥多摩駅集合。バスに乗って45分、鴨沢バス停に到着。ここが雲取山への入り口となる。「お腹空いた」まだ1ミリも登っていないけれど、最寄りの ”山の休憩所かゑる” にいきなり寄り道。
![](https://assets.st-note.com/img/1714643708501-KJojXD3gpU.jpg?width=1200)
ぜんざいとコーヒーが染み渡る(まだ登っていない)
![](https://assets.st-note.com/img/1714643957323-RZuHCakymU.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1714643878799-ET49sKk5ea.jpg?width=1200)
従業員マクちゃん。愛想良くて可愛い。目的を忘れて完全にくつろいでしまう。もう登らなくてもいい。そう思いかけたけれど擦り寄るマクちゃんを振り切って店を出る(下山後にまた来よう)
![](https://assets.st-note.com/img/1714644493589-9FfBWmzaWv.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1714644502408-hkQUH6HZGd.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1714644532618-UZAKTFt4Md.jpg?width=1200)
暑さと荷の重さで足が進まない。やっとのことで初日の目的地、七ツ石小屋に到着。そこで待ち構えていたのは。
![](https://assets.st-note.com/img/1714645441966-MFuc4ScH8c.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1714645382326-bXPHxIldhE.jpg?width=1200)
マクちゃん?!
い、いや違う。七ツ石小屋の従業員でんじろうだ!
![](https://assets.st-note.com/img/1714645269568-7jSMD4zIqT.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1714652545376-KT3GJpFXIP.jpg?width=1200)
テント場の巡視を行い、山小屋内では場の空気を和ませる。あらゆる業務を完璧にこなしていた。終始笑顔の登山客一同(もちろんわし達も)
![](https://assets.st-note.com/img/1714652924353-J8HhkxlMiJ.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1714653196386-1XdeMRjqeb.jpg?width=1200)
山小屋夜のまったりタイム。向かいに座っていたご夫婦が皆に良さそうなウイスキーを振舞ってくれた。(炭酸で割りてえ)と思っていたら炭酸製造機?を用意していた女将さん。山奥で熟成ウイスキーの自家製炭酸割が飲めるなんて。嬉しい。
同行の猫部長は初自炊のペンネが上出来のようで満足げ。一方わしは卵割りに失敗して中身全部お皿外に落とす大失態。アウトドア先輩としての権威は地の底に。
おかしかったのは、向かいのご夫婦の女性が使用していた『MSRイグナイター』と『レザーマンのマルチツール』が、わしの手持ち商品と全く同じものだったこと。顔を見合わせて笑ってしまった。割とマニアックな道具が2つも被るなんて!
20:30消灯。小さな山小屋なので、部屋に10人が2列に並んで横になる。仕切り板があるから隣りは気にならない。布団に入って間もなく眠りに落ちた。