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文化を知れば語学は必ず伸びる!

英語の勉強をしていると、「英語ある程度話せるようになったけど、そこから中々伸びない」という行き詰まりを感じることがありませんか?

そんな時はアプローチの方法を変えてみてはいかがでしょうか。

その方法はタイトル通り「その国の文化を知ること」です。

え?どういうこと?

そんな声が聞こえてきそうです。

それではさっそく

1.言語と文化の関係
2.英語文化
3.地球人として英語を話す時の心構え

の3本立てで話していきます。

1.言語と文化の関係

言語とは、その国の文化の一部です。
言語そのものやその言語話者がどう話しているかを観察すると、言語にその国の文化が隠れていることが分かります。

分かりやすい例として韓国語をみてみましょう。
「母が リンゴを 買います。」と言いたい時、
韓国語では「母」の部分を「어머님(オモニム)」(お母様)と表現します。
日本では、まず「お母様」と言うことはないですが、韓国語では身内であれ、目上の人を敬う習慣があります。
その他にも動詞だけでなく助詞にも尊敬表現が多いといった特徴から、韓国が上下関係を大切にしている文化だということが分かります。

このことさえ知っておけば、韓国語を話す時に目上の人への言葉使いや態度を意識して話すことができますよね。

言語はその国の文化と切り離せないものなのです。

2.英語の文化

言語と文化の関係について分かっていただけたかと思いますが、かといって言語から文化をいちいち読み取るのは大変ですよね。
ならば、文化を先に知って言語を話す時に取り入れるほうが効率的で簡単です。

では、英語を話すときは何を意識するべきなのでしょうか。
英語圏の国はいくつかありますが、アメリカの文化を取り上げて考えてみましょう。
アメリカ(人)文化の特徴は以下の通りです。

・自己主張が強い
・社交的でフレンドリー
・感情表現が豊か、ジェスチャーをよく使う

アメリカ(人)文化では、自分の気持ちを重視し、はっきりと表現することが良しとされています。

一方で日本(人)文化はどうでしょうか。

・伝えたいことは遠回しに言う
・相手には礼儀正しくする
・他者の気持ちを察する

日本では、直接表現をすると失礼にあたる場合があり、相手の気持ちを重視しています。

以上を踏まえると、英語を話す時は「フレンドリーに自分の気持ちをはっきりと表現する」ことを意識すると良いことが分かります。

3.地球人として英語を話す時の心構え

先ほどはアメリカ文化を例に取り上げましたが、英語話者はアメリカ人だけではありません。
THE ENGLISH CLUBによると、世界の英語話者はネイティブ、非ネイティブを含めて15億人いるそうです。
英語話者一人一人が独自の文化をもって生活しているということであり、グローバル化している今の世の中では、彼らと関わる機会も増えています。

日本的な「言わなくても分かってもらえる」文化は日本だけで通じるものであり、他文化をもつ人たちと関わるときは、地球に住む一人の人間・地球人としての態度が求められます。

・自分の意見をしっかり伝える
・相手の意見もよく聞く
・相手の文化を尊重する

最低限この態度でいることが大切です。


まとめ

・言語は文化の一部
・地球人として英語を話す時の心構え
→自分の意見をしっかり伝える
 相手の意見もよく聞く
 相手の文化を尊重する

いかがでしたか。
言語学習をする時は、単語や文法、話す回数を増やすなど学習面にのみ集中しがちではないでしょうか。
しかし「自分の意見をはっきり伝える」ことが大切だと分かれば、話し方や話す内容が変わり、勉強の質も上がるはずです。
ぜひ参考にしてみてくださいね!

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