箱根駅伝区間予想① 駒澤大学
初めまして。はるぴーと申します。このnoteでは、駅伝に関するTwitterの文字数では書き切れない情報を書いていきたいと思います。さて、本日箱根駅伝の16人のメンバーエントリーが発表され、状態が不安視された選手が無事エントリーされたり、逆にエントリー漏れしたりと悲喜こもごもです。そこで早速ですが区間予想をしていきます。まずは前回王者であり、主力を欠きながら全日本を制しその底力を見せた駒澤大学です。
1.エントリーメンバー
新矢 連士④、佃 康平④
大坪 幸太③、田澤 廉③、東山 静也③、山野 力③
青柿 響②、赤星 雄斗②、金子 伊吹②、唐澤 拓海②、白鳥 哲汰②、鈴木 芽吹② 、花尾 恭輔②、安原 太陽②
佐藤 条二①、篠原 倖太朗①
概ね順当ですね。状態が不安視された芽吹も無事エントリーされました。6区経験者の花崎、出雲出走の赤津がエントリー漏れしましたが、花崎は今シーズンほぼ試合出走なし、赤津も距離対応に不安があったのでやむを得ないかな。
2.区間予想
佐藤ー田澤ー鈴木ー花尾ー安原
東山ー唐澤ー赤星ー山野ー佃
1区は佐藤条二。トラックで13分台を連発しタイムを伸ばすと、全日本1区で強烈な駅伝デビュー。エース格も多くいた中の区間賞は素晴らしいです。ハーフでの実力は未知数ですが、全日本1区で区間賞ならば問題はないかなと。
2区は田澤。学生長距離界どころか日本陸上界のトップランナーと言っても差し支えないでしょう。世界陸上標準を突破した日体大の疲労が残っているかが気掛かりですが、それでも崩れることなく走ってくれるはず。万全なら66分台前半が狙えます。
3区は鈴木芽吹。トラックシーズンで田澤に劣らない活躍を見せながらも、故障で出雲、全日本は出走せず。しかし監督曰く往路も走れるとのことですし、前回同様の5区は厳しくても負担の少ない3区なら走れるだろうと思います。そのスピードを存分に活かしてほしいです。
4区は花尾。どんなレースでも安定した走りでチームを支えた主力の一角です。全日本ではアンカー勝負を制し優勝に貢献しました。アップダウンもいける選手なので4区がいいかなと。区間上位で走ってくれるでしょう。
5区は安原。今年に入って頭角を表し、出雲、全日本の両方で好走して立派な主力に成長しました。5区候補は何人かいますが、1番走力の高い彼に任せたい。ここでの走りがチームの運命を左右します。
6区は東山。前回57分半ばで走った経験者がエントリー漏れしてしまったため、6区希望でかつ全日本も経験した東山で。山下りは得意な駒澤。自信もあるようですし、区間上位を期待したいです。
7区は唐澤。トラックシーズンは田澤芽吹にも劣らない活躍で一躍エースに名乗りを上げました。しかし出雲では苦しい走りに、全日本は欠場。そこから徐々に調子を上げていきました。下り基調で走りやすい7区でそのスピードを発揮してもらえれば。彼を7区に置けるのは強みになるはず。
8区は赤星。トラックでタイムを伸ばし、全日本ではアップダウンの多い4区で好走。それならば遊行寺の坂も大丈夫だろうと思い8区で。
9区は山野。前回は先頭との差を広げられてしまいましたが、それでも区間6位。今季は出雲全日本共に回避しましたが、エントリーされた以上は走れると見込みます。長い距離の実績がある彼に長距離区間を任せたい。
10区は佃。距離が長くなるほど力を発揮する選手ですので、23km区間は向いているでしょう。全日本では主力を欠く中エース区間で踏ん張りました。谷間世代と呼ばれ、なかなか駅伝出走の機会もなく苦しんだ世代。しかし13年ぶりの優勝に大きく貢献しました。この1年も色々ありましたが、最後こそは優勝のゴールテープを切って笑って終わりたいところです。
3.総評
ここに挙げた10人の他にも、青柿、白鳥、篠原と実力者揃いで誰を選ぶか迷いました。エース力、選手層共に申し分ない駒澤。鍵を握るのは復調途上の芽吹、唐澤の調子、そして山です。ここをクリアすれば優勝に大きく近づくでしょう。
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