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定期テストの英語で高得点を取る方法

中学校1〜2年生の頃、めちゃくちゃ学校の成績が悪かったんです。

私は中学受験をして中高一貫に通っていたのですが、
「次の受験は6年後だし、遊んでいいや!」
と甘いことを考えていたのです。

考えてみればそれもそのはず。
「合格した中学校には、試験を突破した頭の良い同学年しかいない」
ことに気がついたのは、中学2年生の後半に入ってからでした。

学校の成績を見て両親がブチギレたのはこの頃です。


「さすがにこれはやばい」
と思った私は、学校の定期テストで一気に巻き返しを図ることにしました。

とは言えすでにだいぶ学習も遅れていて、今から1から勉強したとしても、追いつくのには相当時間がかかってしまいます。

「何とかして定期テストの成績だけ上げる方法は無いだろうか……?」

ぶっちゃけ、本当の学力なんてつかなくていいんです。
定期テストの成績だけ良くなればいい。
実力は高校3年生の受験の時までに何とか間に合わせれば良い。
とにかく目の前のテストの点数を一気に引き上げたい。


最初にとりかかったのは、前回の定期テストの問題を見返す事でした。

正直ひどい点数の答案が返ってきたとしても、それを復習することもなく、完全に放置していました。

どこを間違えたのか、なぜ間違えたのかすら把握しないまま、遊び呆けていたのです。

私は前回の定期テスト等の英語の問題をチェックしていてあることに気が付きました。

「教科書と同じ文章がテストに出ている」

当たり前と言えば当たり前なんですが、
学校の定期試験の問題は、基本的に授業でやった範囲から出されます。

多くの場合、単語を埋めたり、熟語を答えたり、その文章に対する正しい答えを選択肢が選ぶ、といったものでした。

少しは応用問題として英作文などもありましたが、全体の8割は教科書の文章そのままから出題されていたのです。


そこで私は考えました。

「100点満点を取るためにはものすごい努力が必要だが、とりあえず最低80点までは教科書さえやっていれば確実に取れるな」

戦略を変えたのです。


ものすごく労力が必要な100点を目指すより、確実に80点を取る方法を選ぶことにしました。


そのために私がやった事はたった1つ。
「教科書の丸暗記」
です。

試験範囲になっている教科書の英文を、毎日10回以上の音読と筆記をしました。

そしてテストに出そうな単語や熟語の部分を塗りつぶし、見ないでも埋められるようにしました。

最終的には、一切教科書を見ないで、全部の文章を書けるまで暗記しました。

単語帳を作って暗記することもせず、
熟語や例文覚えることもせず、
発音記号をチェックすることもなく、
英作文の練習もしませんでした。

ただ、教科書の文章を丸暗記することだけをやりました。


するとどうでしょう、次の定期テストの時、問題のほとんどを10分程度で埋め終わってしまいました。

だって丸暗記していますからね。

考えるとか、悩むとかなく、ただ覚えているのはそのまま選んだり書いたりするだけでした。

残った時間で、それ以外の問題を片付けました。

結果は……80点以上!

期待していた以上の結果が出て、とても嬉しかったのを覚えています。


このときの経験は、今でも行かされています。

英語の文章を作るときに、1から文法や熟語を使って考えている事ほとんどありません。

過去に覚えている似たような表現の単語を入れ替えているだけです。


はっきりってこっちの方が早いし、文法の間違いも起きにくいし、何より使える英語になります。


学校の定期テストの問題は、決められた範囲から出題されるイージーモードです。

どこからどんな問題が出てくるかわからない受験とは大違いです。

あなたも丸暗記方式で、定期テストの成績をグンと上げてみませんか?

サポートしてもらえたら嬉しいです!