病気で死ぬということについて
コロナで志村けんさんが亡くなりました。
志村さんのことは大好きでした。
芸能人の誰かに対する憧れはあまりなく、ファンになることもない俺ですが、志村さんに対してはファンと言ってもいいな、くらいに好きでした。
子供の頃からずっと好きでした。
だから、無関心の人が死ぬよりは悲しいです。
でも俺は、志村さんが亡くなったからこれを機にもっと気を付けなければ、と、騒ぎ立てることに対して、なんだかなぁ、と思ってしまいます。
芸能人が死んだから?
いやいや、その前から人は死んでるんだよ。
これを機にもっと気を付けよう?
どれを機に?
芸能人が死んだのを機に?
人が死んだのを機に?
なんなんだろうね・・・。
人は死ぬ。
動物は死ぬ。
虫も、植物も、命あるものは死ぬ。
みんなにとって、命の重さって、なんだろね。
好きな人の命ほど、重くなり、嫌いなものや無関心なものの命は、軽いんだろうね。
自然に生きて、自然に死ぬ。
ただそれだけのことなのに。
何故こんなにも差があるのか。
そりゃ、まぁ、人間だからね。
考え方は人それぞれさ。
でも俺は、なんだかなぁ、と思ってしまう。
俺は、自然に生きて、自然に死ぬことが、普通のことであると、思ってしまう。
ワクチンがないから?
自然に生きてりゃ、それが普通じゃないの?
ワクチンがあるものはワクチンがあることが凄いことであり、ないことの方が普通なのではないのだろうか。
こんな風に考える俺はおかしいのだろうか。
電車があることが凄いことで、ないことが普通。
そう考えると、遅延した時も仕方ないと思うし、むしろ普段使えてることに感謝も出来る。
電車があることが普通で、時間通りにあることが普通だと思うと、そりゃ遅延に文句も出る。
同じように、ワクチンがあることが普通だと思うと、こうなるんだろうな・・・。
ワクチンがないことを普通として生きてたらこんなに騒ぎ立てるだろうか・・・。
なんて考える俺は、きっとおかしいのだろうな。
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