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しまはるの”読む玉手箱”

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島田晴雄が世界情勢を語る「しまはる塾」でお伝えしている様々な事象を、さらに詳しくペーパーで解説します。次から次へと”玉手箱”を開いて参りますので、ぜひご期待下さい。
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2022年2月の記事一覧

金融危機に日銀対応で大丈夫か

1. 世界の利上げ進展と日銀の対応 ・世界は今、利上げの趨勢。FRBは3月に利上げを計画している…

洋上風力発電公募争奪戦

洋上風力発電は日本の脱炭素戦略を長期的に支える柱として期待される。日本は2050年までに温室…

ロシアのウクライナ侵攻脅威問題

1. ウクライナ国境の状況 ・2021年10月頃からロシア軍がウクライナ国境周辺に集結 ・ウクライ…

ロシア、ついにウクライナ侵攻

1. 2.24.未明、ついにロシア軍がウクライナへの軍事侵攻を開始。ウクライナ各地の軍事施設80…

首相は現実性のない中長期財政試算を鵜呑みにするな

岸田首相は財政健全化は重要であるとたびたび発言しているが、どうすれば健全化できるのか、具…

北朝鮮ミサイルの脅威

 北朝鮮が今年(2022年)になって、ミサイル発射実験を加速している。最近では極超音速型で、…

新しい資本主義の本来の方向を追求せよ

 岸田政権の経済政策の根幹は、首相が提唱する「新しい資本主義」のようだが、その内容が良くわからない、という声が多い。説明が抽象的で具体性がない。何をどう実現しようとしているのか戦略が見えないという批判が多い。  せっかく新しい考えを提唱しようとしているのに、これでは残念だ。岸田首相が本来やるべきこととは何か、また、どう表現すれば、国民に伝わるのかを考えてみたい。  岸田首相は、2021年10月の最初の所信表明いらい、12月の第二次政権の所信表明、いろいろな講演、雑誌投稿、