HaLu詩 「花鳥風月」

  花鳥風月

はじめて貴方と星を見た
人里離れた公園の駐車場
地面に寝転んで星を浴びた
貴方も真似をして地上の雫

暗闇に野性の声 響き
木々は風にこすれて歌ってる

何光年の無数の光
注ぐこの地上で 
生かし生かされ
誰もが支えあっている
命が消える日まで
今、私は地球のひとつ

貴方が寝転び星と語れば
風が地球の息吹を運びくる
貴方の手をとり目を閉じよう
あふれる幸せ 星空駆ける

小さな命が銀河に揺れる
幸せに生きると決めてしまおう

何光年の無数の光
仰ぐこの地上で 
出会って別れ
私だけの幸せを持つ
世界の小さな片隅で
今、ささやかな笑顔ひとつ

何光年の無数の光
注ぐこの地上で 
平和な心で遊ぼう
地球という星で学んで
大切な人へ幸あれと
今、ありがとうの笑顔ひとつ


深夜の空(ベランダより)

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