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創作戯言

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創作にあたっての戯れ言いろいろ。
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2020年10月の記事一覧

痛みを乗り越えた先にあるもの

痛みを乗り越えた先にあるもの

自分の書いている小説がやたらと「痛い」と言われて、本人的には何がどう痛いのかさっぱりわからないのだけれど、「まあ、痛いと言われるからには痛いんだろう」と思っていた。
確かに物理的に痛い描写があるお話はある。
受けが殴られたり、蹴られたり、モブにレ●プされたり、あげくに手の指を折られたりとか。
これをフルコンプされたのが『無明の華』(B-PRINCE文庫)の狭山亮。『愛は金なり』(クロスノベルス)の

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