エッセイってなんだろう

自分はどんなスタイルの文章を書きたいのか。そもそも理系の人間なので文学的知識は中学生で終わってる。わからなくて当然であろう。ただ、目指すところにあるのはエッセイなんじゃないかなと漠然と思っている。エッセイも実際のところよくわかってなく、知っているのは枕草子と徒然草くらいなんだけれども・・・。

そもそもエッセイという言葉を最初に知ったのは小学生か中学生の頃に自宅にあった1冊のコミック。ちびまる子ちゃんの4巻だったと思う。巻数までは本当のところよく覚えていないが、とにかくそのコミックは何度も何度も読んだ。(その割に内容を全然覚えていない)その何度も読んだコミックの巻末には学生の頃のさくらももこさんの話があった。幼少からあまり褒められることが無かったが、適当に面白おかしく書いた文章がとても評価されて「エッセイの才能が云々・・・」「現代の清少納言」とまで言われた。と書いてあったことを記憶している。この人ってエッセイが得意な人なんだ。エッセイしらんけど。というのが当時の感想。

ちびまる子ちゃんがアニメ化されたときは平成のサザエさんと言われすごい騒ぎだった。でも実際は全く別物で斬新な視点をもったアニメだった。特に「〇〇なのである」、「〇〇するものである」というキートン山田さんのナレーションと同時に「にゅぃ~ん」(私の耳にはそう聞こえる)という何とも言えない効果音のあと、顔に暗く斜線が入る演出。それまでのアニメに気分が沈む気持ちをあれほど的確に表現した作品は無かったんじゃないかな。今では全く特殊な表現でもなんでもないけれど。

その「〇〇なのである」、「〇〇するものである」という表現はいつも的確で納得と共感ができるものだった。きっとそういうのがエッセイなんだろうと漠然と思っていた。的確な観察眼を用いて人々が共感できる「あるある」を書く。きっとそれがエッセイ!今日そのように定義してみます。

さて、ここで人生初めてgoogle先生に「エッセイとは」と聞いてみます。果たして認識はあっているのか間違っているのか、、、。


惨敗でした。


それどころか随筆とエッセイは別物って解説されてる・・・。