誰の参考にもならない、43歳での転職成功話

はじめに

過去に転職2回で3社勤めたのちに独立開業。
3年間続けたのち、再就職。
このときすでに41歳。
・1社目　修士卒で入社約7年半勤めて32歳のころ転職
・2社目　4年半ほど勤めて37歳のころ転職
・3社目　丸2年勤めて39歳で独立開業
・個人事業主　丸3年やって断念。再就職　
・4社目　勤め始めて丸2年経過

4社目に入社したときはもうここに骨を埋めるんだというつもりでしたし、実際に仕事内容、負荷、働き方、人間関係、給料、いずれもほとんど不満のない日々でした。

ちなみに残業はほぼなく実際に月の残業時間がゼロだったことも何度かあります。平均すると10時間あるかないか？という程度だったと思います。
業務内容は産業用機械の設計。大物機械の立ち合いが近いと遅くなることもありましたがそれでも20時を過ぎたのは丸2年いて2〜3回程度。有給やフレックスはもちろん申請制度ですが理由を聞かれたこともない。私だけでなく他の機械設計者もみんなそんな感じ。
使用CADは2次元で紙に出図するのでそれが嫌な人は合わないかもですが。
また、基本は出社ですが何かしら理由があれば在宅も可能。

こんな感じなので大きな不満はなかった。

しかしあることがキッカケで転職を決意しました。

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このキッカケというのはかなり特殊な事例で同様のことは今後起こりえません。
というわけで機械設計者にはおススメの環境なのでこの会社で働いてみたい！という方おられましたらTwitter経由で連絡ください。あるいはプロジェクトマネージャ指向の方も！
ツイッターアカウントはこちらをクリック
今後起こりえないと頭では分かっているけれど気持ちが付いてこなかった。

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何がキッカケとなったかはまた別の機会に譲るとして、今回の転職はめちゃくちゃ悩みました。転職そのものもですが、今後の人生をどのように送るか？という部分をめちゃくちゃ悩みました。

ある意味こんなことに悩めるなんて贅沢ですし、転職という選択ができるのも贅沢だと思います。
これは30代のころ色々とやってきたおかげだと思います。

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30代の頃の転職に関してはコチラ
→転職した方がいいのか？しない方がいいのか？迷っている技術者のための参考note
ちたみにこの記事で書いている、今の会社に対するやりがい・収入・評価の3つの軸での評価は変わりません。

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2回目と3回目の転職はその会社での出世への道が見えてしまってそれが嫌で転職したような面もあります。

今回も今の会社で出世の道が見えてきたときに、ここにいるのか？機械設計者あるいは技術者としてまた別のキャリアに進むのか？悩みました。

出世の道というのは要するに管理職への道。

ちょっと捻くれた言い方をすれば多少の嫌なことは目をつぶって会社のために尽くせばそれなりの待遇とほんのちょっぴり権限がもらえる。

これまではこれが嫌で逃げてきたわけですが、今回は迷った。

というのも、