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【日本】サラリーマンに厳しすぎる国で楽に生きる方法【FIRE論】

自己紹介

30代FIRE民。北海道に移住して6ヶ月目。
働いて貯めた1000万円+投資収益という少ない資金でFIRE生活をしている。

詳細な自己紹介はこちらの記事で。


日本のサラリーマンはすごい

日本のサラリーマン人口は約5600万人。
日本を支える頼もしい存在だ。

GDPが3位に落ちたとはいえ、日本は大健闘している。

狭い国土、天然資源の少なさ、人口減少にあえぐ島国が、アメリカと中国に次いで世界第3位につけている。凄まじいことだ。

日本が今も経済大国でいられるのは、サラリーマンが人的資源をフルパワーで捧げているからだ。
仕事の理不尽やストレスを乗り越え、日々頑張っている。

サラリーマンに余裕を

8月下旬、札幌駅で見た光景だ。

旅行者のほとんどが学生か子連れの女性だった。

成人男性で多かったのは、スーツ姿で出張する人たち。
短いお盆休みの直後、もう仕事が始まっていた。

働く人と働かない人で、自由に使える時間の格差が大きすぎないか。
一生懸命働いているサラリーマンの負荷が大きすぎる。
一生懸命働いたところで、得られるのは先進国でも少ない給与だ。

働いても報われない

報われない世の中なら、頑張る人は減っていく。

実際、出世を望まない若者が増えている。
仕事で頑張ることが「割に合わない」のだ。

労働から抜け出していい

働くのが割に合わないのであれば、そこから抜け出そうとする者は現れる。

個人が悪いのではない。
頑張っても報われない「環境」がそうさせているのだ。

報われない環境で、サラリーマンは、どんな行動に出るか。

気づいた人から抜け出す

報われない環境でもしがみつく人がいる一方、コツコツ資産を貯めて労働から抜け出す者が出てくる。

最初は少数だが、だんだん増えていくだろう。

誰かが「イチ抜けた」を言い出す。
それに続いて「実は自分も」と労働から抜け出す人が出てくる。

近い将来、第二次FIREムーブメントが生まれる可能性はあると思っている。
現在コツコツ資産を貯めている人たちが、将来FIRE民となり、一定規模のコミュニティをつくるかもしれない。

FIREを公言する人はいない

FIREすると公言せず、コツコツお金を貯めている人は存在する。

僕自身、FIREに向けてお金を貯めているときは周りに公言しなかった。
自分から「FIREを目指しています」と公言する人はほぼいない。
始めている人はすでにこっそり始めている。

今の時点では、FIRE民やFIREを目指す人はマイノリティだが、
水面下で動いている人は、目に見えている以上に存在する。

勉強している人は「勉強している」とは周りに言いふらさない。
FIREを目指す人は「貯めています」とは公言しない。

将来の日本は相当衰退しているだろう。人口減には逆らえない。
本格的に衰退した日本で、FIREを目指せるだけの年収を維持するのは今よりずっと難しくなる。どうせやるなら今から準備した方が賢明だ。

サラリーマンの逆襲

日本で労働者不足が深刻化すると、困るのは今まで働いてこなかった者だ。それまでハードワークをせずにいられた、学生や主婦層だ。

今までサラリーマンがひたすら耐えてきた負荷を、国民みんなで負担するようになる。

たとえば、大学進学率が低下し、高卒で働く人が増える。
専業主婦がさらに減り、働く女性が増える。

一方、今働いているサラリーマン(男女限らず)が、FIREして労働から解放される。日本が衰退しても、世界経済の成長による収益を得て生活する層が出てくる。

今のうちにお金を貯めよう

誰も働きたがらない、そんな日本になったら、どうなるか。
市場原理でいえば、賃金が上昇する。そのとき日本経済に賃金を上げる体力が残っていることを望む。

今のうちに資産を貯めておこう。
日本だけにフルベットせず、世界経済の成長を享受し、自分の生活費を賄えるようにしておこう。まだ日本が豊かな国であるうちに。

陰謀論か、現実か。

ここまで書いてきて、正直陰謀論っぽい記事になってしまった気もする。
僕は陰謀論者ではないし、この記事は僕なりの未来予測だ。

素人がユニークな記事を書いているな、と思っていただければありがたい。

ポジティブに考えれば、移民政策が行われ、労働力が維持されるかもしれないし、日本国内で石油のような天然資源が見つかるかもしれない。
逆転満塁ホームランだ。

残るのはきつい仕事

日本においては、人手不足が叫ばれている。コンビニや外食、介護などで人が集まらない。

かつては「機械化によって人々は働かなくてよくなる」という予測があったが、実際には実現していない。

ChatGPTによって、ホワイトカラー的な労働はAIが代替すると言う人もいる。
ホワイトカラー的な仕事はAIやAIを使いこなせる一部の人だけが担当し、
残るのは人間の手が必要なつらい労働、大変な仕事だと考える。

人気が高い事務職はAIが代替してしまう一方、
介護は機械ではできないし、人を使ったほうが安く済んでしまう。

誰もが働かずに生きていける未来が来ればいいが、そうではない未来にも対応しておきたい。

お金を貯めて、自分を守ろう。

仕事を辞めよう

仕事は、やはり割に合わない。
労働市場で「自分を売る」と、他人が作った労働環境に縛られる。

自分で労働環境を選べれば、ストレスは減る。

僕自身もYoutubeで月7500円しか稼げていない(2023年9月現在)。
僕もチャレンジ中だ。

まずは自分を満たそう

雇われて働くことは、誰かのために働くことだ。

仕事で頑張っても、社長や役員が利益を得るだけだ。
従業員には一時的なボーナスやわずかな昇給があるくらいだ。

まずは自分のために努力しよう。
自分を満たしてから、他人のために頑張ればいい。

チャレンジのハードルを下げる

楽に生きるためにも、チャレンジはしたほうがいい。
でも普通は、チャレンジは簡単ではない。

僕自身もFIREしていなかったら、Youtubeも途中で投げ出していたかもしれない。

最初は月3000円しか稼げていなかったからだ。
専業でYoutubeを始めていたら、すぐに諦めてまた働くしかなかった。

僕がYoutubeを続けられている理由は、FIREしたことでチャレンジのハードルを下げることができたからだ。

特別な才能はいらない。
凡人こそ、FIREの恩恵を受けられる。

FIREするのは楽ではないが、目指す価値はある。

FIREで良いチャレンジを。


最後までお読みいただき、ありがとうございました!

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