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ねずみは、昔話の世界だけじゃなかった〜ねずみと格闘する古民家編〜

毎日、ねずみと格闘している。


台所に置いているお米や野菜が食い荒らされるから、「ねずみ捕り」を仕掛けて、寝る。
ゴキブリホイホイみたいな、粘着によって捕まえるタイプのねずみ捕りだ。夜中にねずみがどこをどう通ってるか、ねずみの行動を予測して仕掛ける。こちらも本気だ。


すると、一晩で親ねずみが、、


2匹もかかった!
すると、子ねずみ達が、親を失って慌てたように、あちこちに警戒心なく現れるようになった。



そこでまた、ねずみ捕りを仕掛けると、

3匹かかった!翌日は、2匹。さらに翌日は、3匹。そして、また次の日は、1匹。


おいおい、一体何匹?!

親ねずみ2匹に子ネズミ9匹?!
そんなに大勢のねずみが、台所を走り回ってたなんて、ゾッとする〜〜〜
まさに、ねずみ算だ。


末の息子は、子ねずみを捕まえるなんてかわいそうだ、なんて言うけれど、そんなこと言ってらんない!



ドアをかじられ、台所に侵入するねずみ達。板でふさいだら、またかじられた。
ねずみとイタチごっこ?!
でも、ここにねずみ捕りを仕掛けたら、あっけなくかかったから、こちらの勝利。よし。


田舎の古い家は、ねずみの運動会

田舎の古い家は、すき間が多いから、ねずみを防ぐってなかなか難しい。屋根裏では、毎晩、ねずみの運動会が繰り広げられている。


日本の昔話に、よくねずみが登場するのは、こういうわけなんだなぁ。
「ねずみの嫁入り」という絵本では、ねずみが蔵の壁もかじってしまう、一番えらいやつという結末だけれども、ねずみに手を焼く私達人間をみると、やっぱりねずみは強い〜


でも、人間以外の生き物の存在を肌で感じて、あれやこれや策を講じて、格闘するのも、なんだか楽しい。他の生き物ってこうやって生きてるんだなって分かる。捕まっていくねずみにはゴメンナサイだけれど、毎日変化の富んだ田舎暮らしは、やっぱり楽しい。


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