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カブトムシ大作戦① 〜虫博士、現る編〜

男の子は、虫が好きだ。
特にカブトムシは、男のロマンなのか?
どうしても捕まえたいらしい。私には、カブトムシもゴキブリも同じなのだけれど(笑)、虫ブーム到来の息子の好奇心を大事にしたいと思い、毎日、カブトムシ探しに付き合っている。

ドングリのなる木「クヌギ」を見つけて、
エサを仕掛ける。

でも、なかなか捕まらない〜
エサは、バナナの焼酎漬けというリッチなご飯を、数日かかって手作り。手間かかってますよ。なのに、さっぱり捕れず。夜、ドキドキしながら見に行くと、ガ1匹がすました顔で吸い付いているから、コノヤローってドヤ顔で叫んでる。自然界の生き物は、手ごわいぞ。


と、そこに、近所の虫博士が現る!!

普段は、村に住んでいないけれど、時々、畑をやりにくるおじさん。私が畑を汚くして怒られたおじさんでもある。ちゃんと綺麗に片付けたから仲良くなったのだ!(詳しくは、過去の記事読んでね。


そのおじさんは、カブトムシ大好きおじさんだった!!


ぶらさげたバナナの焼酎漬け

やっぱり〜〜!
「エサは、1箇所じゃダメだよ。2、3箇所かけなきゃ捕まらないよ。」とか、
「あそこは標高高いから、クワガタ系のほうが多い。カブトムシ捕まえるなら、向こうのほうがいいよ。」とか、色々教えてくれた。


なるほど〜〜!


そのおじさん、シイタケのホダ木を砕いて、カブトムシ産卵土を手作りして、幼虫をじゃんじゃん産ませていた、、す、すごい、、


「見る?」と言って、スマホで、色んな種類のカブトムシの写真を見せてくれた。おじさん、目がキラキラしてます、、(笑)


こうして、奇しくも虫博士に弟子入りすることになった息子は

バナナの焼酎漬けにかぶりつくカブトムシを夢見て、次こそは捕まえるぞと、さらなる闘志を燃やすのであった。

続く・・・



注)田舎には、虫博士がたくさんいる。カブトムシじゃなくてハチに特化した虫博士もいる。また、ヘビやマムシ博士もいる。とにかく、生き物のエキスパートがたくさんいるのだ。





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