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閃きは彗星のごとく消えゆく

何かアイディアを出そうと考えてもそうそう簡単に出てこない。
だからわざわざアイディアを出す時間は設けない。
アイディアはちょっとした閃きから出てくるものだと思っている。
でもその閃きはいつやってくるか分からない。経験上だいたいはそのことについて考えている時以外の時にやってくることが多い。
テレビを観ている時、ぼーっとしている時、お風呂に入っている時、寝る前など、他のことをしている時がほとんどだ。

その時はいい案浮かんだーとかこれをやればいいんだーとかすごくスッキリした気持ちになるが、そこで終わってはもったいない。人というのはすぐに忘れる生き物。そこでスッキリしても数分後には何だっけ?ってなることが多い。

だからいつも手帳かスマホは欠かさずすぐに手の届くところに置いている。浮かんだらすぐにメモる。そうすれば後で読み返すことができるし、それを元にさらに深掘りしたり広げて考えることができる。でも元となるアイディアが全くないと何も始まらない。ゼロから始めることと1mmでも考える何かがあるのとでは大違い。

だから閃きの瞬間は大事にしている。パッと浮かんではあっという間に消えていくからすぐにメモという網で掬い上げる。掬い上げるというよりキャッチするという感覚の方が近いかもしれない。

でも困るのがお風呂の時やトイレの時など手元に手帳やスマホがない時だ。そんな時はメモできる状態になるまでそのアイディアを頭の中で復唱している。たまに2つとか3つ同時に浮かんだ時にはもっと困る。その時にはそれぞれのアイディアの印象の強いイメージ映像も浮かべるようにしながら脳内で復唱する。でも3つ以上になると大体1つぐらいは忘れてしまう。こうなったら洗面所やトイレの前にも手帳かスマホを置いておくようにした方がいいかもと最近は思っている。

閃きは彗星のごとく消えゆくから。

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