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7月6日 雨がふっている

雨は好きだ。
雨は嫌いだ。

雨が好きな時は自分が好きな時だ。
雨が嫌いな時は自分が嫌いな時だ。



私は自分に酔えるタイプの人間なので(容姿端麗なわけではない)雨に濡れている自分、、、という世界観でいくらでも自分に酔える。

だからこそその日の気分によって雨に濡れることは最高のアクセサリーにもなるし(ナルシストではない)、傘というアイテムで少し特別感に浸れる時すらある。
雨に濡れていてみっともないな。周りはみんな傘をさしているのに、人未満だから傘がないのがお似合いだ。
世界にこんなに人は必要なのか?
と意味不明なことを考え歩くこともある。



今日は給付金が振り込まれることになっており、親から代わりにおろしておいてとカードと暗証番号を教えられた。
もう銀行に向かうときはルンルン気分で雨に濡れながら向かった。しかし銀行に着きatmに暗証番号を打つ、弾かれる、結果お金はおろせなかった。もう気分は最悪だ。
最近は病むことが多かったけれど、今回は久々にイライラするという感情を思い出した。

不思議だがイライラは何故か活力に変わる。
病む時はもうなにもしたくない、無理と、とことん堕ちていくが、イライラは何かにぶつけなきゃやってられんと気持ちが外交的になる。(ものに当たったりすることはないですが)

そんなわけで銀行から帰るときの雨は私にとっては珍しく「うっとおしいんじゃボケェ」という、雨が好きでも嫌いでもなく、ただイライラしている自分をより際立たせる舞台装置となった。

雨は舞台になる、ただ雪は駄目。
あれは1人で楽しむには贅沢すぎる。



本を買いたいです。