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忘れたくない2023年の言葉たち

大晦日。

去年の大晦日は、色々あって目が覚めたら前日初めて出会った女の子の家にいた。(どういうこと)
その足で熱海に行ってとあるゲストハウスでびっくりな再会をして、年越しした翌朝の元旦は、初日の出を見るために早起きをしてビールを買って1年の幕開けに乾杯した。

年越しソロ活最高すぎた…

今年はというと、秋田の実家に帰ってきてます。
コロナ禍でなかなか東京から帰省するのが憚られ、遠慮していたので3年ぶりの秋田での年越し。3日くらいしかいれないから会えない方もたくさんいて残念なのですが、、、今回は親孝行して大人しく過ごします。

皆様はいかがお過ごしでしょうか。


忘れたくない2023年の言葉たち

と、いったわけでございまして。

みなさま、今年もお世話になりました。
たくさんの方に支えられまくって、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。

仕事をやめて、静岡と京都とドイツとイタリアとチェコに行って、兵庫県豊岡市に引っ越して、まちの本屋さんを拠点にたくさんの方に出会って一緒に考えながら活動をして、丹波市や京都や色んなところで仕事もしながら、あれやこれやしてる間にたくさんの人と出会い、別れ、笑ったり泣いたりしてたくさん言葉を交わしました。

挙げたらキリがないけれど、その中でも特に忘れたくないなと思った言葉たちを、ここに残しておこうかと思います。



佐藤さんは元気を届ける仕事なんだから、そのためには佐藤さん自身が元気でいないとだめだよ。身体に気をつけてね。

これは、私が訪問看護ステーションで働いていた時に
退職前、最後の訪問で利用者さんに言われた言葉。
利用者さんだけど、それだけじゃなく、
親のようなやさしい眼差しで言われたのを覚えています。


Yahoo!天気予報に豊岡追加です。

兵庫県豊岡市に引っ越した私に、手紙をくれた母の言葉。
「寒くないかな、暑くないかな、雨に濡れてないかな」
といつも気にかけてくれるんだろうなというのが、
この一言にぎゅっと詰まっていた。


迷ったら、広げろ。

2つの道を前に、どうしようかと迷っていた私へ、
とある大尊敬するお姉さんが言ってくれた言葉。
その視点はなかった。すごい。



ご家族が大変な状況で、佐藤さんも心配でしょう。
まずは佐藤さんが元気でいてください。ご家族もね、佐藤さんが元気でいてくれることで勇気づけられると思うから。

秋田の豪雨がすごかった時、大好きな先輩が
連絡をくれたとき、かけてくれた言葉。
私だけ元気でいて良いのかって思ってたところで
こんな風に言われて、すごくほっとした。



「居場所」って、あんまり言いたくない。

だいかい文庫のことを議論している中で
何回か出て来た言葉。
居場所って、入り口にそう表現されるべきじゃなくて
関わっていたら居心地がよくなって気づいたら
そうなってる。そういうものだよな、と
最近とくにそう思う。



今?どん底やで、ハハハ!でも、暗くしてたってしゃあないやん!

聞くたびに波瀾万丈すぎる、
よく行く近所の飲み屋さんのお母さんの人生。
結婚も離婚も家族との色々なことも
乗り越えまくってきた彼女に、
「人生の波があるとして、今どこですか?」って聞いたら
返って来た言葉。
強い。強すぎる…。
この人の笑顔を見ると、凹んでられないな、って思う。


今日もいい日だー!

今年すごく仲良くしてくれた女の子が、
来る日も来る日もとびきりの笑顔で言ってくれていた。
私まで、すごく明るくなった。


しんどいこと、つらいことがあったら、それは家に持って帰らない。帰り道にある川を眺めながら、そこに流すイメージです。

今年知り合った心理士のお兄さんに、
「他の人のしんどさ、相談で聞いた悩みを聞いた後
どうやって自分のメンタルケアをしてますか?」
って聞いたときの言葉。
水に流す、って、いいね。


つらいのは、分かち合える人がいないことだよね。

今年の11月、色んなことがあった我が家。
そんなとき妹が言った言葉。
「つらいことに変わりはない。
でも、その気持ちを分かち合ってくれる人が
いないことは、もっとつらい」
と電話で言っていて、
少しでもつらいことを分け合えたらと思って
急きょ帰省したな。


よく会う人の上位7人が、今の自分を形成している

京都でずーっとお世話になってるお兄さんが
教えてくれた。
たしかになぁ、と思って
じゃあ誰と一緒にいたいかなぁ、と考えた。


ブリコラージュ的なんです

大阪・高槻にある、100円たこ焼きという面白いお店に行った時、教師兼たこ焼き屋さんのお兄さんが言っていた。

ブリコラージュとは、
理論や設計図に基づいて物を作る「設計」とは対照的なもので、その場で手に入るものを寄せ集め、
それらを部品として何が作れるか試行錯誤しながら、
新しい物を作ること。
このお店も、自然発生的に起こったことが
化学反応を起こしながらできていってるんだって。


いい人がいるとまわりの人が悪くなれないというのは、きれいな部屋ではごみを散らかしにくいというのに似ている

母親が大好きで、その影響で私も大好きな銀色夏生さん。
彼女のエッセイを大人になって改めて読んだ時、
ふと目に留まった言葉。

他にも、たくさん、たーくさん、素敵な言葉があったなぁと、書きながら思い出していました。
読んでくださったみなさんの心にも何か響くものがあったらいいな。

来年は、今年よりももっともっと、受け取る言葉も、送る言葉も、丁寧に大切にしていきたいな。

ではではみなさん、よいお年を!

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