田植え前準備その1
緊急事態宣言が全面解除された翌日、薄曇りのなか田んぼへ。
苗床の草取りして、田んぼの草刈りと土起こし。苗床の苗たちは今年は過去一番の発芽率の低さで、しょぼしょぼ。春になかなか気温が上がらなかったことが原因かな。
苗床の表面を削ってから筋撒きするのだけれど、表面を削り忘れてダイレクトに蒔いちゃったのも理由かもしれない。根の張り方が今ひとつだからね。
ま、しょんぼりしていても米作りは前に進まない!
足りなかったら、余っている田んぼもきっときっとあるはず。そこからもらえばいい。他力でやっているのが週末ど素人田んぼ道だ。
苗床はイマイチだけど、草刈機は年々上達していて、今年は一発でエンジンがかかる(そもそも今までのが、エンジンがかかりにくかった模様)。
1回でギュルルルンと起動してくれるのは嬉しいもの。サングラス(100均のゴーグルがベター)は必須で、万が一、草刈機が小石を飛ばして目に飛び込んでくるのをしっかりガード。
草刈機を手で左右に振るのではなく、体の中心から草刈機を右、左にゆっくり動かすのがコツで、アクセル(?)もなるべく一定に保つ方がガソリンが減らない気がする。
草刈りが済んだら、次は万能鍬で土起こし。農家さんらしい作業の一つかな。
何本か万能鍬を使ったことがあるけれど、去年使って、女子におすすめなのがこちら。
軽い、とにかく軽い! 何度も何度も振り下ろしては上げ、振り下ろしては上げをすると鍬の重みがずしりと体にのしかかってくるので、この軽さは本当に助かる。疲労度が全然違う。開発してくれた方への感謝の気持ちが止まらない。
女性目線の鍬を作ってくださって、本当にありがとうございます✨
写真は、半分ちょいまで耕し終えた様子↓
11時半ぐらいから鍬を使い始めて、お昼ご飯やら畔に生えているヨモギの収穫、根っこが何メートルも蔓延る紀州スズメノヒエという雑草の除去などを、合間にちょいちょいやりながらも、約100㎡を17時には耕し終える。
年々ピッチも上がり、疲労度も少ない。アラフィフだけど成長するらしい。よっし!
畔近くは土よりも紀州スズメノヒエのボリュームが多くて、土を耕すというよりヒエの根切りをひたすらして、ようやく土が返せるという状態。
野生児田んぼ、今年もワンパクだなあ。
途中、雨が降ってきて2日に分けようと思ったけれど、ネットの天気予報じゃなく、五感を使って天気の移り変わりを観察してみると、
大丈夫いける!
と答えが出る。その予想は見事的中して、そのあとは雨が降ることなくやり切った。
やったー。自分を信じられたことが、何より達成感につながる。
電車に乗って、家の最寄り駅に降りると地面は全面濡れていて、「そんなにこっちは降ったの?」という状況。
天気が田んぼ仕事に味方してくれたのかな。1日で終えられたことが尚更ありがたく、今日の筋肉疲労を今日中にほぐして寝ようっと。
久しぶりの肉体労働は疲れたけど楽しかったー。
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