留年って本当に良くないこと?【気まぐれ早大生】

どうも、意図せず3日連続投稿することになった気まぐれ早大生の春野海です。無論、連投も気まぐれです。ただ、書きたい事はまだまだあるので、ちょこちょこ更新していくつもりです。

さて、今回は留年について、早大生春野はどう思っているのかという事をお話ししようと思います。

この記事を書くのは、私が留年したからではありません。留年に対する世間のイメージに疑問を持っているからです。

実際、早稲田に留年する人はそこそこいる気がします。私の周りでも留年した人はちらほらいます。ですが、友達の様子を見る限り、やはり本人にとっては多少コンプレックスになるようです。

それは、単位を落として卒業できない、ということは本人が真面目に勉学に取り組まなかったからだ、つまり、留年する人は不真面目だ、というマイナスなイメージが世間にも、本人にもあるからだと思います。

実際、留年はお金もかかることなので、手放しで正当化することはできません。自分で補えるならまだしも、そうでない場合は周りに迷惑をかけてしまうことになりますからね。

また、就活という局面に立たされた時にも、留年は多少影響してしまうでしょう。1留はさほど問題にされないようですが、2留以上になるとやはり採用側は気になるようです。

留年の理由は様々ですが、ただ単位が足りなかったという理由での留年だと、「やるべき事ができない人」という見られ方をされがちです。

しかし私としては、やるべき事に対して真摯に取り組めるかどうかは、本人の気質以外にも、本人がそのやるべき事に対してどれほどの価値を見出せるかということも大いに関わってくると思うのです。

だって、やりたくもないものに取り組むのってすごく辛いじゃないですか。とりあえず大学入ったけど、イマイチ興味が持てなかったという人も結構いると思います。その状態で4年間コンスタントに学び続けるのはかなり大変でしょう。

前回の記事で、大学でそれなりの成績を取ることは全然辛くなかったと言いましたが、それは私自身が学びを楽しいと思えたというのも非常に大きかったと思います。学ぶことの楽しさに気づかせてくれたのは大学ですが、全員が同じように感じるとは限りません。

昔は理解できなかったことが、大人になったら分かるようになった、ということは沢山あると思います。それと同じ様に、学びの大切さに気づくタイミングも、学ぶ姿勢が整うタイミングも、人それぞれだと思います。

だから、学ぶということだけを考えれば、20代そこらで少しくらいだらけてしまっても良いじゃないかと思うのです。だって、まだ人生の序盤なんですから。

本当は、何歳からでも学び直せるシステムがもっとできていればと思います。働きながら勉強もする、みたいな事がもっと当たり前に出来たら、各々がベストなタイミングで学ぶ事ができるのに、と思ったりします。

少し脱線してしまいましたが、結論を言うと私自身は留年に対してさほどマイナスなイメージは抱いていません。だからといって留年を推奨する訳ではありませんが、こういう考えを持っている人もいるんだよ、ということだけ知っていただけたら嬉しいです。

それでは、今回はこの辺りで失礼します。
最後までご覧いただきありがとうございました。

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