厚焼き玉子との闘い

画像1 小さい頃、料理が上手だった弟はそれは美味しい厚焼き玉子を焼いた。一方の私はからっきし料理はダメ。プライドの高かった私は姉のメンツを守るため、家で卵料理には決して手を出さなかった。けれど妻になり、母になり、そんなアホなことは言ってられない。ついに長年のトラウマに立ち向かうべく私は重い腰を上げ、スクランブルエッグに逃げず、厚焼き玉子を焼く練習を始めた。今日もいびつで一層の厚みがバラバラのものが出来た。それでも焼けたから、よしとする。まだまだ闘いは始まったばかりだ。

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