小さくなる背中
いつも至近距離でしか写真撮れなかったのに、ちょっと小さな後ろ姿を撮れるようになってきた。
この切なさと喜びが入り混じった気持ち
例えるとするならなんだろう。
ずっとこのままでいて欲しいけど、成長を見るのは本当に希望の塊でしかない。
余りにまじりっ気のない光を放つので、これを汚してはいけないと背筋がピンと伸びる思いがする。
でも、だからと言っていつもいつも丁寧に向き合えているわけではない。時には「もう一人にして」と耳を塞ぎたくなる時もある。
大好きな本のカバーを破られたり、今日も色々あった。このお散歩いく前も、玄関で靴下を履くのに引き出しにある靴下を全部出して、一つはいては「ヤダ」といい、全部繰り返して結局は裸足で出かけた。
子育ては、決して良いことばかりではない。
でも、この謎の時間の積み重ねで子どもたちは大きくなっていき、私もきっと成長していく。
そして、あっという間に背中は大きく、遠くなっていくのだ。きっと。
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