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会計後、品物を正面に向けて返してくれる人にときめく話

「神は細部に宿る」と言ったりしますが、ささいなことですごく嬉しい気持ちになること、ありますよね。

先日、小腹が空いてドラッグストアでお菓子を買ったときのこと。

数名がレジに並んでいて、子どもがお母さんに「これほしい~」と言っている様子を見ながら、わたしもその後ろに並んで会計を待っていました。


そして自分の番になり、担当はテキパキとした雰囲気の女性スタッフ。

最近はレジに透明の板が置いてあって、距離感を感じてしまうことが多いなぁとぼんやり考えながら品物を渡し、電子マネーでお会計をお願いしました。

バーコードを読み込んで、こちらに品物を渡す際のこと。

手早い動きで、こちら向きになるよう差し出してくれたのです。


「えっ……!(キュン♡)」

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とっさのことでしたが、驚くと同時にめちゃくちゃときめきました。

そりゃあもう、もし相手が男性だったならもう3割増しでイケメンに見えるほどに。

その場で嵐の「Love so sweet」が流れて恋がはじまるんじゃないかと。(はじまりません)


そして、素敵な接客とお菓子をゲットしたルンルンな気持ちでお店を去るのでした。
 
 
たったそれだけのこと?そんなに素敵と思うほどなのか?と思うかもしれませんが、微差は大差で、ふとした瞬間にサッとこういうことができるのは、普段からやっているからだと思うんです。

相手に対して、どうすれば喜んでもらえるのか、どうすれば心地よく買い物をしてもらえるか、相手の立場に立って考えているからこそ、自然にそういうことができるんだと思います。

相手のことを考えられる素敵な人だと感じました。


ちなみに私の場合、自分がせっかちなのもあり、双方がストレスなく会計ができるようにバーコードを向けて渡したりもしています。

もちろん色んな価値観があるのでどれが正解、ということではないですが、相手に対する優しさを常に持っていけるといいですよね。

そういう配慮ができる人は、人格としてもとても素敵だと思います。

これからは好きなタイプを聞かれたら、「レジでお会計をするときに、品物を相手に向けて渡せる人」と答えようと思ったのでした。

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