「もう」ではなく「まだ」と言いたい35歳

誕生日を迎えて35歳になった。
気持ちはここ数年ずっと28歳くらいなのだが、いつのまにかミドサーである。

10代、20代、そして30歳くらいのときに思い描いていた35歳はもっとずっと大人で、世の中を達観しているイメージだった。
実際に35歳になってみると、世の中はまだまだ分からないことだらけだ。でも分からないからこそ、面白いと思えることやチャレンジしたいことがたくさんある。

もう35歳、ではなく
まだ35歳という気持ちでこの微妙な年齢を楽しみたい。

5年ぶり、3度目の妊娠出産

24歳で結婚して、27歳と29歳で子どもを産み、現在5年ぶりに0歳児を育てている。妊娠した時は「ああ、また振り出しに戻るのかー」という気持ちも正直あった。上の子たちが大きくなり、あまり手がかからなくなって、自分の自由な時間も増えて仕事も思いっきりできるようになっていた。そんな中での妊娠は少しだけ「リセット」されたような感覚があったのだ。

妊娠中はそれはそれは辛くてしんどい日々だったが、産んでみると私はとんでもなく元気になった。思い返すと毎回そうなのだが、子を産み落とすと同時に私自身も生まれ変わっている。
毎日赤ちゃんのお世話をして、家族と接する時間が圧倒的に多くなる育休中だが、物理的に仕事から離れる時間は自分自身を見つめ直す良い時間になっている。私は成長していく子ども達にどんな姿を見せたいのだろうか？子育てをしながら働き続ける上で、何を大切にしていきたいのだろうか？自問自答する中で、最近はなんとなく自分のありたい姿をつかめている気がする。

仕事と子育てを両輪で回す自由研究

仕事は決して子育てを阻害するものでも、子育ての質を落とすものでもなく、私が自分を主語にして自分自身の人生を築いていくために必要なもの。
「仕事」と「子育て」のバランスについては私だけじゃなくて全ワーキングペアレンツが悩んでいるだろうが、「両立」を目指すのではなく、いいバランスで波乗りを楽しむように付き合いたいと思う。

夫婦でチームを組み、周りの人を巻き込みながら、色んなものに頼りながら、自由研究のように楽しみたい。車が片方の車輪が外れたら走れないように、私もきっと仕事と子育てどちらかがなくなったら走れないのだと思う。どっちもあるから、自分らしくいられる。だから、どんなにスローペースでもガタガタ道でも、両輪回せるように頑張るのだ。

35歳の目標

35歳の誕生日を迎えるにあたって「35歳の目標」を中心に置いたマンダラートチャートを作った。割とスラスラと30分くらいですべての枠が埋まった。
私の35歳を囲む8つのキーワードはこちら。
１．健康
２．美容
３．ダイエット
４．仕事
５．学び
６．家作り
７．コミュニティ
８．家族

一つ一つ触れると3時間くらいかかるので、特筆すべきテーマをいくつか。
１～３は目標の内容としては明確に分けているが、とにかく元気にご機嫌に毎日を過ごすための目標。何もしていないとどんどん心身が衰えていくのがミドサーなので、健康にはガンガン投資するし、努力していく。

育休中ということもあり、時間があるので学び・インプットにも力を入れている。リスキリングしていかないと取り残される世の中なので、常に新しい知識を入れたり、なるべく一次情報に触れるようにしている。もう帰国子女というのが恥ずかしいくらい衰えてしまった英語力も取り戻したい・・・。

そして何といってもビッグイベントは家作り！！！3人目の妊娠をきっかけに大金積んで都内に家を建ててしまったので、とにかく元を取るために最高のおうち空間を作り上げてQOLを爆上げすることがメインミッション。

あとは10月に仕事復帰するので、楽しく頑張る（軽ｗ）

人生は「やる」か「やらないか」の2択でできている

毎度のことだが育休中にエネルギーを持て余していて、それゆえの活動量とか行動力に若干周りから引かれている。
最近は毎朝5時に起きて、白湯を飲んでからヨガをして、週2ペースで6時前にジムに行き運動をしている。家族を送り出してから、予定のない日は赤ちゃんをベビーカーで昼寝させながらカフェで読書や勉強、内省をする。会いたい人がいればすぐ会いに行くし、行きたい場所にはどんどん行く。
大好きなサウナも時間を見つけて通うし、0歳・6歳・8歳を連れてキャンプにも行く。

「アクティブだね」「体力オバケだね」「本当に子ども3人いるの？」などとよく言われるが、私はただやりたいことをやっているだけである。
やるか、やらないかの2択で、常に「やる」を選んでいるだけ。
もちろん「やらない」を選ぶこともあるが、ちょっとでもできそうだな、やりたいなと思ったらわりと迷わず「やる」を選ぶ。
どうやったらできるかは、その後考えているが大体何とかなる！

そんなこんなで35歳。
もう35歳になっちゃったなーではなく、まだ35歳！人生楽しむぞ！の気持ちを胸に今日も日常を歩んでいく。