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秋の実りを貼り付けて【シロクマ文芸部|お題「木の実と葉」】参加記事

小牧さん、今週もお題をありがとうございます。貼付記事以下、参ります。

木の実と葉を使って絵を描く。子供の頃、学校の授業でやったようなそれを、この歳になってやってみたいと思った。

秋の紅葉した葉と枝から落ちてくる木の実。それは季節の色を閉じ込めて、様々な彩りをしまい込みながら、複雑な赤を宿している。

「これは顔に、これは目と鼻……これは……どこに使えるかな」

独り言を呟きながら、白い画用紙の上に木の実と葉を並べていく。


「面白そうなこと、始めたんだな。俺もやってみようかな」

後ろから私の手元を覗き込んで、雅也がそう言った。「じゃあ、明日はお休みだし、朝の散歩がてら落ち葉と木の実拾いでもしましょうよ」と言葉を返すと、雅也は嬉しそうに頷いて笑った。


拙稿題名:秋の実りを貼り付けて
総字数:282字

よろしくお願い申し上げます。



木の実と葉のアート。ヘッダー画像はGPT4(DELL-E)、上記はMicrosoftCopilotによるAIアート。転載禁止をご理解賜りたく。

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拙稿をお心のどこかに置いて頂ければ、これ以上の喜びはありません。ありがとうございます。