見出し画像

さやかに見えねども。【シロクマ文芸部|お題「風の色」】参加記事

小牧さん、今回もよきお題をありがとうございます😊貼付記事以下、参ります。


風の色が変わる、季節が移り変わっていく。夏の色をかすかに残しながら、秋が吹き抜けていく。風の色は目に見えず、肌で感得するもの。温感、触覚、そういった感覚たちが、私に秋を伝えくる。

夏は繁り、秋は実る。空の色も地にある草木そうもくたちも、そうして季節から受け取り、次の季節へと彩りを受け渡していく。

そのように。
毎年同じ姿をしているようで、その年々、日々を重ねるごとに姿を変えていく色たちを忘れたくなくて、久し振りにスケッチブックを開いた。

今年の夏の残り香を添えて、今年の秋を描く。冬は、そして来年の春、私たちはどんな色をしているのだろうかと、祈るように思いながら。


拙稿題名:さやかに見えねども
総字数:287字

よろしくお願い申し上げます。


霧にけぶる秋桜、樹木を背景に。MicrosoftCopilotによるAIアート。転載禁止をご理解賜りたく。



「雅也と直美」マガジンからお越しの方へ:今回の小品は0.5話的に綴っております。二人が背景に下がっておりますが、そのようにお読みいただければ嬉しく存じます※





#シロクマ文芸部
#風の色
#掌編小説
#AIとやってみた
#AIでヘッダー画像をつくってみた
#AIイラストと短編
#お題で書いてみた


<©2024春永睦月 この文章は著作権によって守られています。AI画像はフリー素材ではありません。無断使用及び転載等はお断りいたします〉
(©2024 HarunagaMutsuki This text are protected by copyrigh.
AI images are not free materials, unauthorized use or reproduction is prohibited.)

この記事が参加している募集

拙稿をお心のどこかに置いて頂ければ、これ以上の喜びはありません。ありがとうございます。