見出し画像

葉脈の月と、夜長の月の橋渡し。

以前にTwitter(X)で試みた140字ストーリーを再構成し、イメージ画像を交えてnoteの記事にしてみようと思います。区切り線より下、本文です。よろしければ(お時間が許せば)お付き合いくださいませ。


手のひらからこぼれ落ちたものを拾いあげても
何もありはしない
昨日放り投げ捨ててしまった
その中に今年の夏は佇んでいる


置いていくのなら走っていって
今すぐに 一息で

声の主が指差す先にあるのは地平線
そこには暑さをまとった秋色の風が吹いている
目の前に見えている
その あと数メートルが― ―



― ―果てしもなく遠い。


#TwitterXより
#暦からの言葉
#noteで詩
#poesy
#詩とPhoto
#ほぼ毎日note
#多重露光
#オリンパスカメラ
#121日目
#散文詩

拙稿をお心のどこかに置いて頂ければ、これ以上の喜びはありません。ありがとうございます。