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一日遅れですが、忘れぬために。


あの日の夜、私は鈴木聖美さんのライブを観て、その後、友人とパブに行きました。帰宅するためにタクシーを待つ時間、その長さを今でも昨日のように感じます。30年。あっという間の時の流れ。それに流されぬように、忘れてはいけないことを、ただ記憶していたい。それは、私自身のためにです。それ以上でもそれ以下でもない。何かを声高に訴えるのは、どこかか違う。私はあの土地に住んではいなかったし、今も住んではいないのだから。

あれから年月は流れてもあの恐怖を忘れたことはありません。今夏が心安らぐ日、多からんことを。

拙稿をお心のどこかに置いて頂ければ、これ以上の喜びはありません。ありがとうございます。