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自分と結婚できるか

今日、31歳の女の子が結婚ができなくて困ってる、どうしたら結婚できるか、なんていう相談をする番組を観た。

応援者は、ポジティブな松岡修造。

31歳の本人は、
自分がしっかりしすぎているからとか、
ぽっちゃりしてるからとか、
理想が高いからとか、
そんな理由を挙げていた。

でも、彼女の周りの家族が言った理由、それは「だらしがないこと」。
靴下を脱いだら脱ぎっぱなし、
ゴミを捨てない。

そんな自分と**
「あなたは結婚できますか?」**
と松岡修造は言った。

彼女はその時、「いいえ。」と答えていた。

なるほど。
私も独身アラサー。
しかも、最近ちょっと前向きに考えていた恋が終わった。

初めて会ったのは3月上旬。
そして、コロナで外出自粛となった3月末から、
時に毎日のようにLINE電話をしていた相手。

英語のリスニングをやったり、
オンラインゲームをやったり、
お互いドラマや映画の感想を言ったり、
所謂オンラインデートをしていた。
(オンラインデートでググったらまさにだった笑)

でも、途中から相手は、指定した予定の時間に寝坊してドタキャンされたり、
疲れて目がチカチカしてると言ってるのにゲームをしようと言ったり、
自分に合う趣味だけを提示してきたり、
私が合わせるばっかで疲れるようになった。

そんなことで、少し距離を置いたりもした。

でも、何となく毎日電話していたことで情が湧いた私は、
ようやくリモートから少し解放されたこの時分に会って
何か状況や気持ちが変わるものか、
確認することにした。

そして会った。
会って感じたこと、

会話はLINE電話で話していた、
ゲームのことばかり、
疲れても座らせてもくれない、
噛み合わないこの感じに、
やっぱリモートも現実も同じで、
もう少し早く気づけばなと思った。

そんなことで、
私は改めて別の日に
電話で気持ちを伝えることにした。

ちょっと合わせるのに疲れたこと、
噛み合っていないこと、
大事にされている気がしないこと。

そんなことを伝えると、相手からは
「リモートで会っていないから気持ちが盛り上がらくなってめんどくさくなった。素っ気なくしていた。」と言われた。

素っ気なくも何も。
人として誠実であれよ、と思って
相手ばかり責めて
私は見る目がないなーなんて
ここ数日間思ってた。


でも、修造の「自分と結婚できますか?」の問いに。
最近ふと考えていた自分のあり方を問われてる気がした。

私は、私の本当の気持ちに、ちゃんと向き合ってるだろうか。
そして、対相手に向き合ってたのだろうか。

周りの目ばっか気にして、
対リモートの相手に誠実である自分に、
酔っていたのではないか。

そう、相手のことを私も多分考えていなかった。
何を話そうとか、
こんなことを話したいとか、
そんなことより、
相手が与えるものに応えるだけだった。

面白味のない自分。
そんでもって、
最近の私は仕事への取り組みも同じだなあなんて。

自分に自信がない故に、
自分を綺麗に見せることに拘って、
逆に薄っぺらい形の私を見せることしかできていなかった。

特にリモートになって、
仕事の起動時間ばかり、
この日を消化することばかり気にしてた。

本当に大事なのは、
自分をよく見せることなのか。

本当はもっと
自分に、
相手に、
ちゃんと、向き合わないといけなかった。

今、
この状況にしか向き合っていなかった
私と、
誰が向き合いたいだろうか。

自分と結婚できますか?

今の私の答えは

NO

自分が、自分に誇れるように、
自分の好きなことに全力投球できるように、
本当に相手のためを考えられるように。

そんなことが恋も、仕事も必要なのかも。

そんなことをふと、考えた。
相手への誠実さを履き違えていた自分。

誠実とは、
ちゃんと自分の判断基準で、
相手に自分を見せて向き合うこと。

そんなことなのかもと今宵。

少しずつ、そんな自分を変えていきたい。

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