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ワーカーホリックなわたし その4 お休み編

ワーカーホリックなわたしの仕事をお休みするまでを振り返っています。その1〜3はこちら。

本日はお休み開始編です。診断書をもらって、会社を2ヶ月間お休みすることになったプラム。最初の時期は「仕事休んでる時期にずっとできなかったこと色々やるぜぇぇ!」と意気込んでいた。長めの夏休みがもらえた気分で、感覚がばぐっていた部分もあると思う。
「仕事を休むことになりました」と占い関連の方々に報告すると、みんな「よかったねー!」と言ってくれました。当の本人は、「本当によかったのかな?」とか、そもそも出世街道なんて乗ってないんだけど、「出世街道から外れた」とか、マイナスのことばかり思ってました。でも、あまりにもみんなが「よかったね!よかったね!」というので、きっとよかったんだろうと、だんだん思い始めました。

占い師名を「ワンドの女」から「晴海プラム」に変えたのもこの時期です。この時期は今まで時間が取れなくてできなかったことをバリバリ進めていきました。

そしてだんだん期限の2ヶ月が迫ってきます。1ヶ月が過ぎたあたりから期限が見えてきて、ソワソワします。夏瀬杏子先生のタロット練習会で「もう復帰して大丈夫か?」見てもらいました。その日は満場一致で「復帰はまだはやい」とのことでした。わたしだけは、「そんなに復帰はやいかなー?」と、感覚が相変わらずバグっていました。

でも結果的に復帰しなくてよかった。というかできなかった。期限が近づき、上司と連絡とろうとすると体調を崩し始め、眠れなくなりました。上司が原因のひとつであると、ようやく自覚しました(気づくの遅い)。そして、なんとか上司と連絡取らないように変えてもらったら、ようやく体調が安定してきました。

そこからお休みを延長し、しばらくゆっくりしていたら、自分の体調が不調だということをようやく自覚してきました。(気づくの遅い)しばらくすると、ポッキリ折れました。身体が鉛のように重たくてベットから出れないし、ほぼ1日ずっと寝ている日が何ヶ月も続きます。文字情報をしっかり読めなくなり、頭に入らないので、SNSもあまりチェックしなくなりました。ご飯を作る気力も出ないので、買ってきてもらったりして、基本的に引きこもってました。
社会復帰できるのかなーと未来が見えず、明日が怖い時期でした。いつまでも沼から抜け出せない気持ちでした。未来が見えない日がくるなんて、思ってもみなかった。健康って大切。失ってわかる、大切さ。みんな、健康は大切だよー!!(大声)

この時期はタロットやインナーチャールドカードの練習会だけは、ボロボロでも出ていました。これをやめちゃったら戻って来れない気がしたから。新しいことを勉強したりする気力はないので、今持っているものは守っていこうと漠然と思っていました。占い仲間との話は、建前とか関係なく本音で話せて、本当に多くの言葉に救われた。この世界にいてよかったと思う。

逆に、たまに会う友達に会社を休んでいることを言うと、腫れ物を扱うような雰囲気を感じました。「そうなる前に逃げなきゃダメだよ!自分はそうしてきた。」みたいなアドバイスをもらうこともありました。そんな風に行動できていたら、いまこんなことにはなってないですよね。そういうときは、わたしの心が疲れるので、あんまり自分の話はしないようにしました。当事者になったら、友だちがよかれと思って言ったアドバイスに傷つくこともある。腫れ物として扱われて傷つくこともある。普通に接してくれるのが一番。

そしてようやく去年の夏頃からようやく調子が戻ってきて、活動し始めます。メール鑑定の初代占うんジャー、対面鑑定のイベントなども開催し、みなさんとのやり取りが楽しい!と思う日々を過ごしています。そして先月からスポーツジムにも通い始めました。コロナ前に通っていた時より体重が10キロも増えていて、ジャンプで膝を怪我しないかヒヤヒヤしながら、楽しく通ってます。

そして現時点では、会社にまだ復帰していません。元気は戻っていますが、あの不夜城に戻る勇気が出ないからです。前の自分に戻れないってわかっているので、新しい生き方模索中です。会社の人たちはみんな敵だ!と思っていた気持ちは少し和らいでいますが、職場に戻るなら自分を守る鎧がないと怖いのです。壊れた鎧は戻るのでしょうか?
そして休むきっかけになった上司は、私が休んだ後にすぐに出世していて、なんだか超フクザツな気分になりました。

そんなヒドイ職場、戻らずにやめればいいのかもしれません。でも正直、そこはまだ自分でも答えが出ていないところで、これから考えていこうと思っています。

その5のエピソードはこちら。



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