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🇮🇹イタリア旅行✈️回顧録 2003年 #5

過去のブログを読み返していて気づきましたが、この時初めてランブルスコ🍷に出会ってますね。嬉しい出会い😊
いただいたトラットリアは、今調べてみたら200年以上の歴史あるお店のよう。でもとてもリーズナブルでしたよ。


さてさてパルマでのランチです。
nakata netの「ITALY WALK」という本を参考にパルマの家庭料理ならココ!という
トラットリアを選びました。トラットリア・デル・トリブナーレがそれです。


「ブオンジョ~ルノ!デュエ ペルファヴォーレ(こんにちは!二人お願いします)」と言って、席に案内されメニューをひとしきり眺める。
まず、飲物は…主人はビッラ(ビール)、私はヴィーノ(ワイン)と言ったらワイン・リストを持ってきてくれました。
私達のテーブル担当はミラノのピッツェリアに続き、凄く綺麗なおねえさん。
でも、リストはわからないし、高いかもしれないので「カーサ ヴィーノ!カーサ!」と連呼。多分、ハウスワインと通じたはず。
ニッコリ笑ってリストをさげると「ロッソ?ビアンコ?」
「ロッソ ペルファヴォーレ」いつもはワインなんて飲まないくせに。
そのあとまた何か聞いてきましたが、さっぱりわからず。
おねえさんのボディランゲージが始まります。

ははーん、ボトルなのかグラスなのかと聞いてるみたい。
手で小さいグラスを示すと、またまたニッコリ。
ここのハウスワインは「ランブルスコ」(多分)という弱発泡のニクイやつでした。

肝心の食事は、まずはもちろん生ハムです。だってここはパルマですよ~!
ひらひらと薄~くスライスされた生ハムちゃん達が大きな皿にてんこ盛りとなって出てきました。
うまい!うますぎる
それは夢にまでみたイタリアで!パルマで!食べた生ハムなのです。
夫婦で泣きながら食べました(なーんちって)。
これだけで、もうややお腹がいっぱい感が…
そして次に主人はここの名物トリッパ(仔牛の胃袋の野菜スープ煮込み)を、私はパスタをいただきました。
そしてあまりの量に私はパスタをちょろっと残してしまったのです。
くー、らしくもない!
だって、だってイタリアでは全ての店でパンが食べ放題なんですよ。
それもおいしいのに、食べきれないとはこのことか…

お勘定の時にお店のマダムに「エ モルト ブオ~ノ(とってもおいしかった)」と思いきって言ってみました。
これまた極上の笑顔で「グラッチェ」と返してくれました。
「チャオチャオ~」とにこやかに店を出て
しばらくはその味と温かいもてなしに興奮して二人で喋りまくっていましたが、ふと…

「あ、チップ忘れた…」

こんなに感動してるのに、その気持ちを表してこなかったなんて全くおバカな夫婦なのでした。
トラットリアではまだ緊張していて写真撮るの忘れてました。

※写真はエンニオ・タルディーニ付近の交差点の噴水



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