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その涙は、なんて言ってるの?

2022年6月3日

今日の連続テレビ小説「ちむどんどん」で、
主人公の幼馴染の新聞記者の若者が渾身の記事を書いて、それが無事新聞に掲載された場面があった。
記事の最後に彼の名前が載っているのを見て、ふとよみがえったことがある。

学生のころ留学先の大学で、学生新聞に初めて自分の署名記事が掲載されたときのこと。
学生新聞といっても、地元の人たちも読むれっきとした地元紙だ。
デスクとちょっとやり合ったりもしたけど、
自分の書きたいテーマで書けて、誇らしかったなぁ。

あのときの感覚がよみがえってきたとき、
きゅーっと胸が締めつけられて、涙がこぼれた。

その涙はなんて言ってるの?

いま学んでいるゲシュタルト療法的に問いかけてみる。
あぁ、あのときの感覚が好きなんだなぁ。
取り戻したいんだなぁ。

こわいもの知らずで、好きなことに突き進んでいく感覚。
まわりを気にせず、自分らしくいられる感覚。
そんな感覚、大人になってからどこかに消えちゃったな。
あのときの感覚が私は好きなんだなぁ。

こんな投稿をすることに躊躇もあったけれど、
いまは投稿したい気分なので投稿しちゃいます。
これも、上高地で生まれた「新しい私(の感覚)」が勝手にやってることです。
あしからず。

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