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人とつながりたいなら、まずは自分とつながること
2022年9月23日
仲間と3人で毎月「こころがほぐれるカフェ」を開いています。
以前から、誰もがくつろげる居場所づくりに興味がありました。自分がそういう場所を求めていることはなんとなく分かっていたけれど、なんでそんなに興味があるのかは分からないままでした。
先日、ゲシュタルト療法のワーク(※ゲシュタルト療法では、カウンセリングのことを「ワーク」と呼びます。この場合はカウンセリングを受けるほうです)をしているときに、ふと浮かんできたことがあります。
友達と遊びに行きたがっている小学生の私です。
私の母はかなり強烈な″教育ママ”で、私をよい大学に入れ、学校の先生にすることに人生を賭けているところがありました。
「遊んでいる暇があるなら勉強しなさい」が口癖でした。
友達と遊びに行こうとすると、血相を変えて追いかけてくるような人だったので、なかなか友達と遊びに行けなかったし、友達ともなんとなく壁を感じていました。
私が感じていた疎外感の原因はそれだけではなくて、母の期待どおり「なんでも出来る子」でいようとしたからだと思います。
「なんでも出来るはるみちゃん」は母の期待だったけれど、幼い私はそれを鵜呑みにして、自分はそうでなければならないと思い込んでしまっていたんです。
「なんでも出来るはるみちゃん」の仮面を被ったままでは、友達と無邪気に遊ぶこともできないし、友達だってそんな仮面を被った私を心から受け入れてくれるはずがありません。
それに、「なんでも出来るはるみちゃん」を演じるために、自分が本当に望んでいることややりたいことを押し殺したり、本当はやりたくないことも“いい子ぶって”やっているうちに、本来の自分とはかけ離れたところで生きることになって、居心地が悪い。
だから私は、ずっと自分の居場所がない感じがしていたのだと思います。
そしてこの仮面は結構しぶとくて、大人になってからも居座り続け、自分を生きていない感じや、なんとなく居場所がない感じを私にもたらしていたのでした。
そんなことにも私自身は気づいていなかったですけどね。
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人とつながりたいなら、まずは自分自身とつながること。無意識に被っていた仮面を外して、本当の自分になって、その本当の自分で人と対話する。
そんな場所を作りたくて、こころがほぐれるカフェをやっています。
ご興味があれば、ぜひ遊びにきてください。
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