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涙はなんで出てくるの?

2022年8月7日

涙はなんで出てくるの?

こんなことをボンヤリ考えていました。

最近のことでいうと、上高地で大自然に触れたとき、ふと涙がこぼれてきた。ゲシュタルト療法の学びの会場で、皆でチェックインを始めた途端、涙が止まらなくなったこともある。

ドラマを見て泣くこともある。
なんで私泣いてるんだろう。
ドラマを見ながら、じわじわと感情が溢れてきたとき、その「じわじわ」にじっと意識を向けている私がいる。
「じわじわ」に「何を感じているの?」と問いかけるのだ。(こう書きながら、「私ってかなりの変態だ」と思う)

そんなことをやっていくうちに、私なりに気づいたことがある。
涙は、「真の自分」に触れたときに出てくるんじゃないだろうか。

ゲシュタルト療法に、「真の自分に出会うまでの3つの層」という考え方がある。(本当は5層だけど、ここではわかりやすく3層で)
その3つとは、

・パターン化された自分(ご近所さんとの挨拶とか)
・役割としての自分
・真の自分

なんだけど、じゃぁ、真の自分って何かというと、うれしい、悲しい、寂しい、怖い、誇らしい、恥ずかしい……といったその人の感情や感覚の総和なんじゃないかとゲシュタルトを学んだ私は解釈している。

私がドラマを見ながら涙がこぼれるとき、その場面やセリフには、私にとってとても大切な何かが表現されていることが多い。

それに触れたとき、私の体は「じわじわ」とか「胸が苦しい」とかの感覚を伴って、私に教えてくれている。

それが私にとって大切なものであればあるほど、「それはあなたにとって大切なものだよ」と涙が教えてくれるのだ。

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